愛の神、エロス
劇場公開日:2005年4月16日
解説
「情事」「欲望」のミケランジェロ・アントニオーニ、「花様年華」「ブエノスアイレス」のウォン・カーウァイ、「セックスと嘘とビデオテープ」のスティーブン・ソダーバーグが、愛とエロティシズムをテーマにそれぞれの作品を撮り上げたオムニバス。カーウァイ監督の「若き仕立屋の恋」(トニー・レオン、コン・リー主演)、ソダーバーグ監督の「ペンローズの悩み」(ロバート・ダウニー・Jr.、アラン・アーキン主演)、アントニオーニ監督の「危険な道筋」(クリストファー・ブッフホルツ主演)の3編で構成される。
2004年製作/104分/R15+/アメリカ・イタリア・フランス・中国合作
原題:Eros
スタッフ・キャスト
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2020年10月6日
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ウォンカーワイの若き仕立て屋の恋は素晴らしい。
エロスと言うタイトルに相応しく、存分にエロスな世界観。
文学作品のようなテイストも。
あとの2作品は私の思うエロスとはかけ離れすぎていて観るのも辛かった。
三分の一だけ楽しめるオムニバス作品でした。
2018年10月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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抱き合わせ販売反対!と叫びたくなるほどウォン・カーウァイ監督の作品が光っていました。
テーマはエロス。重く切ない純愛から始まり、コメディとも思えるエピソードを挟み、美しい風景中心の映画で終わる。別の見方をすれば、SM、覗き、不倫といったテーマでもあるかと思う。こうしたオムニバス映画は一貫したテーマであるにもかかわらず、出来・不出来がはっきりとしてしまいます。最も良かったのはウォン・カーウァイ監督の「エロスの純愛~若き仕立て屋の恋(HAND)」でした。『2046』ではつい酷評してしまったウォン・カーウァイ監督ですけど、このくらいの長さの映画だと素晴らしく思えてしまいます。
60年代の香港。複数のパトロンに囲われ、優雅な暮らしをする高級娼婦ホア(コン・リー)。若き仕立て屋チャン(チャン・チェン)は彼女にギリギリのセクシャル・タッチによる手ほどきを受け腕を上げていくのであるが、いつも壁越しの喘ぎ声を聞かされ女王と家来のような関係を続ける。決してセックスには至らない生殺し的な愛。純愛というにはあまりにも切ないチャンの恋心と、女王の地位から没落してしまう悲しき女の性とが結ばれるはずが、肺病のため・・・。計算されつくしたかのようなカメラアングルとチャンの心の描写。映像、ストーリーともにシンプルな構図の中に、これほどまでに圧倒する熱き想いを感じさせる監督・役者の力量に打ちのめされました。しかも、脱いでないのですよ!(期待してたけど・・・)
ソダーバーグとアントニオーニの作品は、すでに印象に残っていません・・・
2013年7月29日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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ロバートダウニーJrが出てると知って鑑賞。
3つの短編ストーリーがあり、最初の中国映画が一番良かった。監督のウォンカーワイ?は聞いたことあった。美男美女俳優さんでセリフが笑ってしまったりしたけどある意味純愛なのでまあまあ良かった。
2本目のダウニーJrの短編が一番よく分からなかった。全然何が言いたいのか私には分からない。
3本目は知らない女優さんが無修正で海で踊るシーンがあるが私はぽかーんです。抽象的な感じなので単純明快好きな私には分からなかった。監督さん達が考えるエロスとは奥が深いです。