ダスティン・ホフマン
米・ロサンゼルス出身。大学時代に演劇に目覚め、ジーン・ハックマンとともにパサデナ・プレイハウスの演目に参加する。その後、ともにニューヨークへ引越し、アクターズ・スタジオで演技を学ぶ。オフブロードウェイでの活躍が映画監督マイク・ニコルズの目に留まり、「卒業」(67)に抜擢。瞬く間に観客の心をつかみ、映画出演2作目にしてアカデミー主演男優賞にノミネートされた。その後は、オスカー候補になった「真夜中のカーボーイ」(69)、「レニー・ブルース」(74)をはじめ、卓越した演技で数多くの作品に出演する。79年の「クレイマー、クレイマー」でオスカーを勝ち取り、「レインマン」(88)で2度目の受賞を果たした。「トッツィー」(82)、「ウワサの真相 ワグ・ザ・ドッグ」(97)でもノミネートされている。近年は、「ミート・ザ・ペアレンツ」シリーズ(04、10)、「主人公は僕だった」(06)のほか、ドリームワークスのアニメ「カンフー・パンダ」シリーズ(08~)に声優として参加している。