セバスチャン・コッホ
ドイツ出身。1985年、ミュンヘンの名門オットー・ファルケンベルグ演劇学校を卒業。舞台やTVドラマで活躍し、97年のTVドラマ「Todesspiel(原題)」で、ドイツ国内で人気を博す。映画「暗い日曜日」(99)、「トンネル」(01)、「飛ぶ教室」(03)などを経て国外でもドイツを代表する俳優として知られるようになり、06年にはアカデミー外国語映画賞を受賞した「善き人のためのソナタ」にも出演した。ポール・バーホーベン監督作「ブラックブック」(06)のナチス将校役、「ダイ・ハード ラスト・デイ」(12)のブルース・ウィリスの敵役など幅広い役柄を演じ、近年はスティーブン・スピルバーグ監督作「ブリッジ・オブ・スパイ」やトム・フーパー監督作「リリーのすべて」(ともに15)、ポール・ワイツ監督作「ベル・カント とらわれのアリア」(18)などで存在感を示している。ベルリン在住。