ショーン・ビーン
英シェフィールド出身。ロンドンの王立演劇学校で学び、舞台俳優としてキャリアをスタート。84年の「ウインターフライト」(日本劇場未公開)でスクリーンデビューし、「カラヴァッジョ」(86)で脚光を浴びる。その後、「パトリオット・ゲーム」(92)や「007 ゴールデンアイ」(95)で悪役を好演し、「チャタレイ夫人の恋人」(95)といった文芸作品でも印象を残す。「ロード・オブ・ザ・リング」(01)では主人公フロドとともに旅する人間のボロミア役を演じたほか、「トロイ」「ナショナル・トレジャー」(04)、「フライトプラン」(05)といったハリウッド大作で活躍。ジョージ・R・R・マーティンのダークファンタジー小説をドラマ化した「ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記」(11)では、中心人物ウィンターフェル城主ネッド・スターク公を演じた。近年の映画出演作に「白雪姫と鏡の女王」(12)、「ジュピター」(15)など。劇中で死亡する役が多いことでも知られている。