トロイ
劇場公開日 2004年5月22日
解説
トロイの王子パリスが、スパルタ王の妻ヘレンと恋に落ちて彼女を略奪。スパルタ王の兄アガメムノンは、それを口実にトロイを征服するべく、ギリシャ諸国の戦士からなる大軍隊を率いてトロイに向かう。その戦の中でギリシャ軍最強の戦士アキレスは、パリスの兄ヘクトル王子と対決することになる。古代ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩「イリアス」を「U・ボート」のウォルフガング・ペーターゼン監督が映画化。
2004年製作/163分/アメリカ
原題:Troy
配給:ワーナー・ブラザース映画
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
2022年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ブラッドピット扮するギリシャ連合軍最強戦士アキレスは王に反目していた。オーランドブルーム扮するトロイのパリス王子がダイアンクルーガー扮するスパルタ王妃ヘレンを奪った。アキレスはトロイと戦うよう説得されたが、栄光は死と一体とも言われた。恐ろしいほどの兵士の数だけでも大作だね。今回は優男のオーランドブルームに対していかついタイプのブラッドピットだったな。
ネタバレ! クリックして本文を読む
最初に否定的な意見。
これは壮大なブラピのイメージビデオだと思った方がいい。というと他のキャストの方がかわいそうだけど、そう思ったのだから仕方がない。
神話に基づいているのかなと思いきや基づいていない。これがかの有名な「トロイの木馬」か~なんて思ったらいけない。しかし完全なオリジナルでもない。すると立ち位置がわからない。
神話に脚色したヒューマンドラマとして観るにはアキレスの恋が中途半端のような気がする。もし無敵のアキレスが恋をして変わったというベタ展開にするのであればもう少し葛藤してほしかったし、ブリセイスの(従妹がアキレスに殺害されてからの)立ち直りやアキレスとの関係性が希薄すぎる気がする。
この作品の方向性がそもそもエンターテインメントに全振りしているように思えて、芸術的評価がなかなか難しい。そもそも自分もそうだろうと思ってほとんどガス抜きの気持ちで観ようと思ったのだし、あまり頭を使いたくない時に観るものだと思う。
ブラピ好きの方なら絶っ対に観た方がいい。全編ブラピまみれになれる。
次に肯定的意見。
戦闘シーンはよかった。盾で陣形を組んでズンズン迫る兵法(名前は知らない)はかっこいいから好きだ。GOTでもたまに見るから中世時代のセオリー的戦い方なんだろう。
オーランドブルームがとんだ口だけ野郎で出てくるだけでイライラしたのだが、冒頭のヘレンとの逢瀬は趣があってよかった。拒むヘレンだが二人の会話で昨日も一昨日も実は心許していたこと、二人の恋がとっくに燃え上がっていたことがわかる。・・そこまではまだかわいらしいカップルの戯れだと思っていたのだ!それが、人妻であるヘレンを勝手に連れてくるなんてとんでもないやつだ。そのせいで一体どれだけの人間が死んだのか。
死んだと言えば死体の数が夥しい。ギリシャ軍がトロイに攻め込んだ時は千隻もの船だったという。浜に上陸した途端弓矢兵の一斉掃射でみるみるうちに死んでく。ばたばた死んでいく。この辺はプライベート・ライアンのオマハビーチ上陸と見紛うほどの迫力だ。
兎角、あんまにばっさばっさと人が死んでいって、死骸の山ができるほどなのに地球上から人は消えなかったんだな。ということを感慨深く思った。それは中世や海外に限ったことじゃないけど。
最後にこれが言いたかったのだ。ブラピが、本当にかっこいい。
息を吞むほどのハンサムぶり。あの肉体の美しさ。見るものすべてを虜にしてしまう。
戦から戻って、鎧を次々脱いでいって、盥で顔を洗う。たったそれだけの仕草で悩殺してしまうんだからやっぱりブラピはすごい。民族模様の入ったオーバーTシャツ(絶対違う)を素肌に羽織ってゲル的なものから出てくるシーンもセクシー。中で裸だったのかな・・と下衆の想像をしてしまう。
ブラピのイメージビデオとして観るならこれ以上ないほど堪能できる作品だったということです。
当時、映画館で観て
自分には合わなかった
ような気がする、、、、
面白くなかった!
という記憶しか残ってません
神話も、あまり詳しくないし。
今観たら印象変わるかもしれませんが
今、また3時間近く
観る気力は無い、、、、
以下、
超個人的主観による駄文のため
盛大にスルーしてください
(RG風)
トロイのあるある言いたい♫
トロイのあるある早く言いたい♬
トロイのあるある今から言うよ♪
トロイの木馬が大きすぎて
若干引きがち、、、、♩
備考 点数は自分が
生まれてから現在まで
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→24歳
(2021年時点40歳)
初回鑑賞場所→映画館
鑑賞回数→1回
記憶度→5%
マイ映画ランキング
2021年時点
全映画中→429位
洋画部門→356位
古代歴史部門→3位
2021年4月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
この映画のキャッチコピーは「それは史上最大の「愛」のための戦い」です。
今から3200年前、紀元前1250年の出来事で、西洋の歴史における原点を
映画化しています。
長い映画ですが、時系列に従って、ストーリーが描かれるので、原因があり、
結果に至るということで、理解はしやすいです。
登場人物は、有名人俳優は把握できますが、登場人物は多く、把握しにくいです。
西洋の歴史について、知りたい人にはお勧めできる映画です。
ギリシャ神話の知識は、知っていることが前提でこの映画は描かれて
いるので、ギリシャ神話について、調べるとこの映画への理解が深まります。
アキレスのような英雄は、見たことはありませんが、自由に生きる、
生き様には憧れます。
アキレスは戦うことで栄誉を得て、今まで語られ、記憶されること
で永遠に生きています。
アレキサンダーがアキレスの強さに憧れる気持ちを理解できました。
アレキサンダーも戦うことで栄誉を得て、今まで語られ、記憶される
ことで永遠に生きています。
この映画を鑑賞することで、映画「アレキサンダー」が理解できました。
アキレスは強く、戦いますが、ギリシャの支配者でミュケナイ王
アガメムノンにまで恐れられてしまいます。
若いパリスが、ヘクトルに従い、ヘレンと別れていればと考えてしまいます。
若いパトロクロスが、アキレスに従い、戦うことなく、戦死しなければと
考えてしまいます。
人は感情に流されて、行動し、後悔する生き物だと思い知らされます。
人が感情で判断し、行動し、結末を迎えます。
時代を変えるのは、若い人で、老人ではないとも感じました。
トロイ国王プリアモスは、神々に従うことで、平和を求めます。
ミュケナイ王アガメムノンは、支配することで、平和を求めます。
神々の時代から人々の時代へと移行することが背景にあります。
人は愛することで、子供を産み、育て、暮らします。
人は愛することで、人を殺すことにもなります。
人を殺せば、殺された家族が、復讐のために人を殺すことになります。
この復讐の連鎖は、戦争となり、人が亡びるまで、続くことになります。
平和のために、戦うというのは、今も昔も変わっていません。
一瞬の判断が、明暗を分けて、人は死に、国は滅びます。
アキレスは、スキューロス王リュコメーデースの娘デーイダメイアとの
間に息子ネオプトレモスがいました。
ネオプトレモスは、エペイロス王家の開祖となり、子孫にアレキサンダーの
母親のオリンピアスがいます。
アレキサンダーは、ギリシャを征服します。
トロイから逃げ出した人は、ローマ帝国を築き、ギリシャを征服します。
すべての映画レビューを見る(全28件)