トロイ
劇場公開日:2004年5月22日
解説
トロイの王子パリスが、スパルタ王の妻ヘレンと恋に落ちて彼女を略奪。スパルタ王の兄アガメムノンは、それを口実にトロイを征服するべく、ギリシャ諸国の戦士からなる大軍隊を率いてトロイに向かう。その戦の中でギリシャ軍最強の戦士アキレスは、パリスの兄ヘクトル王子と対決することになる。古代ギリシャの詩人ホメロスの叙事詩「イリアス」を「U・ボート」のウォルフガング・ペーターゼン監督が映画化。
2004年製作/163分/アメリカ
原題:Troy
配給:ワーナー・ブラザース映画
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2023年2月28日
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鑑賞方法:VOD
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ギリシャ神話ちょっとはかじってきてるので、パリスがメネラオスの奥さんを寝取ったせいで大戦争になるという流れを、そうそうそうだよなと思いながら楽しみました。船でパリスに不倫したんすよってヘレネを見せられた兄ヘクトールの、マジかよお前的なリアクションとかからもう面白かったです。パリスもヘレネもどんだけとんでもないことになるか全然わかってない。
アキレウス(ブラピ)が主人公の物語であり、戦争に参加しないなら寿命まで幸せに暮らせるが1000年後まで名前は残らない、戦争に参加するなら死ぬだろうが栄光はいつまでも語り継がれるって葛藤が描かれてます。アキレウスには政治がわからぬ(興味ない)。身近な人たちを守ることと、誇りと名誉のためにのみ戦う。
けどイマイチ応援したくなるキャラでもなかったですよね。荒くれものの多い軍において、捕虜の女にも優しくするし(結局抱くけど)、敵方の王の誇り高き様には敬意をもって礼を尽くす、愛しのパトロクロスを殺したヘクトールは単身乗り込んで決闘で討つ、とカッケエ要素は盛られていますが、自分勝手だし読めなさすぎて最後までどういう人物かわかんなかったです。
アキレウスと言えば足首以外不死身ですけど、今回の映画では「もし不死身ならなんで甲冑や盾を装備するんだ」と言い放つので、普通に人間である様子。けど最期はちゃんと足首にパリスの放った矢が刺さって死にましたね。まあ致命傷はそのあとの胸部への矢なんでしょうが。足首に刺さったのは原作(原作?)ファンへのサービスなんでしょうね。アポロンの誘導もなかったみたいですし。というか序盤にアポロンの像の首を切り落としましたけど、あんな即死級の超不敬死亡フラグ立てたらそりゃ死にますよ。
オデュッセウスもあまり登場しないのに突然木馬作り始めるのも、まあ知ってるから理解できますけど物語の流れではびっくりしますよね。あの戦況でよしコレで行こうってなりますかね。(なってるやろがい)あと木馬からアキレウス出てきたときは、お前も乗り込んでるのかよって思いました。
一番かっこいいのは圧倒的にヘクトールでしたね。王子という国を背負う立場での重圧、愛する妻と生まれたての赤ちゃんへの愛、一緒に生きていたかったでしょうね、そして想像を絶してアホすぎる弟をそれでも愛して守ろうとするという。私だったらパリスをぶん殴ってギリシャに差し出して謝りますよ。まあ、すでに権力拡大のために動き出していたギリシャは止まりはしなかったのでしょうが。
国規模と個人規模がいりまじってて普通の感覚で観てられなくなりましたけど、なんかでもギリシャ神話ってそんな感じですよね。
2023年1月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
トロイはギリシャと和平を結ぶが、弟王子が愚かにも相手の皇后と出来てしまい、船で連れてきてしまう。
ギリシャにはスーパースターのアキレスがいて、皇后奪還作戦に参加する。
とても良く出来ていて面白いのだが、ラストがちょっとね。
2023年1月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
史実とはかなり違うのだろうけど、映画として楽しめた。
ブラピの鍛え上げた肉体美は、見惚れるね、男ですが。
アキレスのこのセリフが気に入った、
『人はいずれ死ぬ。今日でも50年後でも大して変わらない。』
だよなあ、いつ死んでもいいように後悔なく毎日生きないと。
まず、世界史が好きな人にはオススメです。
紀元前13世紀で文明発達しすぎやろとは思いましたが、実話ではなく、古代のトロイア戦争の物語をモチーフにしていますので、ご愛嬌。
印象は「ブラピがただただカッコいい。」これに尽きます。
物語も分かりやすいですので、世界史好きか、ブラピ好きかのいずれかであれば見るべき一作かと。