ザック・スナイダー
米ウィスコンシン州出身。90年代からMVやCMを手がけ、ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」をリメイクした「ドーン・オブ・ザ・デッド」(04)で映画監督デビュー。
続いて手がけた人気グラフィックノベルの映画化「300 スリーハンドレッド」(06)では陰影の強い独自の映像世界で注目を集め、その後も「ウォッチメン」(09)、「エンジェル ウォーズ」(11)とビジュアルにこだわった話題作を発表する。「ガフールの伝説」(10)では3DフルCGアニメーションに挑戦し、スーパーマン新シリーズ「マン・オブ・スティール」(13)と続編「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(16)でもメガホンをとった。そのスーパーマンをはじめDCコミックスのヒーローが集結した「ジャスティス・リーグ」(17)を手がけるが、家族の不幸があり途中降板。
後年、スナイダー監督が描きたかったかたちの「ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカット」(21)が発表された。近年は「アーミー・オブ・ザ・デッド」(21)、「REBEL MOON」2部作(23、24)などNetflixで話題作を多数手がけている。妻のデボラとともに立ち上げた制作会社「Cruel & Unusual Films」でプロデュース業も行う。