さだまさし
長崎県長崎市出身。13歳のとき、3歳から始めたバイオリンの修行のために上京する。吉田政美と72年に結成したフォークデュオ「グレープ」として発表した2枚目のシングル「精霊流し」が大ヒット。76年に解散してからはシンガーソングライターとしてソロで音楽活動を続け、「関白宣言」は120万枚を超えるセールスを記録した。数々のヒット曲を生み出し、コンサートも精力的に行っている。80年代には映像作品と結びつきが強まり、映画「翔べイカロスの翼」(80)で主演・音楽監督を担当し、ドキュメンタリー映画「長江」(81)ではメガホンをとった。国民的TVドラマ「北の国から」(81~02)の音楽も担当。01年に発表した処女小説「精霊流し」をはじめ、「解夏」「眉山」「アントキノイノチ」が映画化されている。