小池健
高校卒業後、アニメ制作会社マッドハウスに入社。川尻義昭監督の「妖獣都市」(87)や「獣兵衛忍風帖」(93)などに参加し、アニメーターとしてキャリアを積む。石井克人監督の「PARTY 7」(00)ではオープニングシーンなどでキャラクターデザインとアニメーション監督を務め、オムニバス構成のオリジナルビデオ「Grasshoppa!」シリーズ4作品(01~02)でも石井監督とタッグを組んだ。大ヒット映画「マトリックス」の世界観をアニメーションで表現したオムニバス映画「アニマトリックス」(03)の1編「ワールド・レコード」を監督し、世界的に注目を集める。石井監督が原作・脚本を手がけた「REDLINE」(10)で初めて劇場用の長編作品を監督。手描きにこだわり、製作期間7年、作画枚数10万枚におよんだ同作は全米でも公開された。モンキー・パンチの代表作「ルパン三世」のスピンオフとして制作されたTVシリーズ「LUPIN the third ~峰不二子という女~」(12)ではキャラクターデザインと作画監督を担当し、スピンオフ第2弾となる劇場版「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」(14)では監督を務める。