ケビン・クライン
米インディアナ大学を卒業後、ニューヨークのジュリアード音楽院に進学。同校に通うかたわら、俳優のジョン・ハウスマン率いる劇団「アクティング・カンパニー」に入団し、舞台俳優としてキャリアをスタート。ブロードウェイミュージカル「On the Twentieth Century」(78)と「The Pirates of Penzance」(81)ではトニー賞(ミュージカル部門)の男優賞を受賞した。76年にTVドラマに初出演し、82年のスクリーンデビュー作「ソフィーの選択」ではゴールデングローブ賞の新人俳優賞にノミネート。「再会のとき」(83)に続き「シルバラード」(85)でローレンス・カスダン監督とコレボレートしたほか、「遠い夜明け」(87)などを経て、「ワンダとダイヤと優しい奴ら」(88)でアカデミー助演男優賞を受賞した。以降、「ソープディッシュ」(91)、「デーヴ」(93)、「イン&アウト」(97)などドラマからコメディまで幅広く活躍し、舞台での活動も続けている。妻は女優のフィービー・ケイツ。