劇場公開日 2002年7月20日

海辺の家 : 映画評論・批評

2002年7月15日更新

2002年7月20日より丸の内ピカデリー2ほか全国松竹系にてロードショー

父と息子の葛藤は「エピソード3」の逆をいく

いままで無視していたくせに、突如、目の前に現れて、父親らしくふるまい始める男。それに戸惑い反発するパンクな不良息子だが、父子の絆には抗いがたくて――。

この父と息子の葛藤ドラマで、その息子を演じてるのは「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」のアナキン・スカイウォーカーことヘイデン・クリステンセン。だからなのか、このストーリーってまんま「スター・ウォーズ」に当てはまってるように思えてくる。突然、父親宣言して、息子を翻弄するダース・ベイダー&ルークの関係にダブったりするわけなのだ。そしてこの関係はきっと、「エピソード3」で、アナキンとその謎の父親が繰り返すはず(いや、繰り返したのはルークとダース・ベイダーのほうか)。「海辺の家」はダークサイドからライトサイド、「エピソード3」はその逆ですが。

つい「スター・ウォーズ」の話になってしまったが、このヘイデンの不満と焦燥を抱えた幼気な姿はアナキンと同じ。演技力と説得力で言うと、父親役のケビン・クラインを食う迫力で、これだと「エピソード3」で展開するだろう父子の葛藤がすっごく楽しみ! ……あ、また「スター・ウォーズ」の話になってしまった。

(渡辺麻紀)

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