名探偵のもとに舞い込む“最後の事件”「Mr.ホームズ」本編映像を独占入手!
2016年3月7日 12:00
[映画.com ニュース] 英国の名優イアン・マッケランが主演した「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」で、ホームズ引退の原因となる“最後の事件”の依頼が舞い込む場面の本編映像を、映画.comが独占入手した。
93歳になったホームズは、海辺の家でミツバチの世話をしながら穏やかな余生を送っているという設定。だが、最期を迎えるまでにどうしても解き明かさなければならない謎があった。名探偵は10歳の少年を助手に、約30年前、自らを引退に追い込んだ事件に再び向き合う。
このほど公開された本編映像では、白髪のホームズ(マッケラン)が、依頼人のケルモット(パトリック・ケネディ)が口を開く前に「それで……奥さんの事かね」と鋭い洞察力を発揮。ケルモットは、妻アン(ハティ・モラハン)が「アルモニカ」という楽器の先生に呪いをかけられ、生まれてくるはずだった子どもと“交信”を始めたと主張する。なぜアンは奇妙な言動を続けるのか、名推理ですぐに解決できそうな素行調査がなぜホームズを引退に追い込んだのか。運命の歯車が静かに動き出す瞬間が収めらた。
高い頬骨に鷲(わし)鼻のホームズに扮した名優マッケランが、活力みなぎる60歳前後の現役時代と、忍び寄る老いに抗う晩年を巧みに演じわけ、国際派俳優・真田広之がホームズと因縁で結ばれた日本人ウメザキ役で出演。ケネディ、モラハンのほか、隠居したホームズの家政婦役のローラ・リニー、その息子でホームズの助手となる少年ロジャー役のマイロ・パーカーらが共演する。
「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」は、3月18日から東京・TOHOシネマズシャンテほか全国で順次公開。