ビッキー・クリープス
ルクセンブルク出身で、父親は映画配給会社のマネージャー。ルクセンブルクのコンセルバトワールで演技を学ぶ。チューリッヒ芸術大学在学中から舞台に出演し、ドイツとルクセンブルクの合作映画「House of Boys」(09)で長編映画デビュー。ジョー・ライト監督の「ハンナ」(11)に出演してハリウッドデビューを果たす。以降、エマ・ワトソン主演の政治スリラー「コロニア」(13)や、「殺意は薔薇の香り」(13)、「マルクス・エンゲルス」(17)などに出演。ポール・トーマス・アンダーソン監督作「ファントム・スレッド」(17)で英語のヒロイン役に初挑戦して国際的な知名度を高め、「蜘蛛の巣を払う女」(18)を経て、M・ナイト・シャマラン監督作「オールド」(21)では主人公家族の母親役を演じた。その他の出演作にTVシリーズ「Uボート ザ・シリーズ 深海の狼」(18〜20)など。ベルリン在住。