山戸結希
2012年、上智大学在学中に映画研究会に所属し、独学で短編映画「あの娘が海辺で踊ってる」を撮影。同作が第24回東京学生映画祭で審査員特別映画賞を受賞し、その後ポレポレ東中野にて自主配給で上映。14年には、初の商業映画「5つ数えれば君の夢」が渋谷シネマライズの監督最年少記録で公開される。その後、人気少女漫画原作の映画「溺れるナイフ」(16)の監督に抜てきされ、乃木坂46の「ハルジオンが咲く頃」(16)やRADWIMPSの「光」(16)など、アーティストのミュージックビデオの映像監督や大手企業の広告映像も手がける。思春期の少女の内面を描く手腕に定評があり、監督・主要キャストがすべて女性のオムニバス映画「21世紀の女の子」(18)を企画プロデュースし、同作は東京国際映画祭で特別上映された。19年には映画「ホットギミック ガールミーツボーイ」の監督を務める。