5つ数えれば君の夢
劇場公開日:2014年3月8日
解説
5人組ダンス&ボーカルグループ「東京女子流」の映画初主演作となる青春劇。文化祭を間近に控えた女子校を舞台に、少女たちのきらめきと葛藤を、5人が演じる少女それぞれにスポットを当て、叙情的に描き出した。文化祭で開催される目玉企画のミスコンに誰が出場するのか、各クラスの生徒たちが思いをめぐらせるなか、A組は周囲から浮いた存在の美少女りこを立候補させる。C組は校内カーストの最上位に位置する宇佐美が、クラスメイトの都らに推されて出場することになり、同じC組だが目立たない存在のさくは、そんな宇佐美らを傍目にひとり園芸部として屋上で花壇の世話を続ける。一方、文化祭実行委員長のみちるも準備を進めていくが……。監督・脚本は、学生時代に手がけた「あの娘が海辺で踊ってる」が第24回東京学生映画祭で審査員特別賞を受賞し、劇場公開もされて高い評価を受けた新鋭・山戸結希。
2014年製作/85分/G/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
スタッフ・キャスト
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2019年8月1日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
少子化のせいなのか、私の高校時代よりクラスの人数が少ないように
見えた。男女平等ゆえに、女子高も共学や男子校と変わらないような、
『花子とアン』のような独特な女子高校の香りのない時代になってしまったか。最後のモダンダンスは圧巻だった。
2018年2月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
演技の少しのぎこちなさも、少女特有の華奢さも全部がマッチしてこの作品になってる、っていう感じがした。いろんな気持ちや伝えたかったことを両手に載せて差し出してくれる気がするからこの監督の作品が好き。とても綺麗な映画だった。良い映画に出会いました。
2014年10月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
劇場で観て以来、約半年ぶりの邂逅。
画面が小さいと感じとれない部分って大きいですね。
山戸結希監督作品には個人的に思い入れが強いのですが、劇場で感じた言葉の力強さや弾ける感じが、DVDでは十二分に伝わらない。
映画は劇場を想定して作られている、というのは本当なのでしょう。
スクリーンでは気にならなかったこと、繰り返し観ることで気づくこともあり、また、所有する悦びもあったりで、DVDリリースは嬉しいのですが。
5人それぞれが輝くように構成されているけれども、やはり、新井ひとみの輝きは別格。物語の核として、冒頭からカタルシスまで人を惹きつけて止まない。
内なる世界と外界、溶け合い変容し、新しい何かが生まれていく。
その変化著しい十代の、彼女達の輝きを切り取った、絶後の作品に仕上がっています。
もっともっと、多くの人に拡がっていきますように。
2014年9月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
東京女子流さん、この作品を作れてうれしかっただろうな~!
東京女子流というアイドルグループがあるのは知っていた。
それ以上の知識はなく、観に行った。
だから観終わってもその子がなんて名前の子なのかわかってない。
だから新人女優さんたちが出てる学園の物語として観た。
そしたら、なんかすごいの。
電車の音、ヘリコプターの音をうまく使う。
セリフもシーン切り替えも新鮮。
ストーリー展開も心理描写もすごいの。
(すごさをまったく具体的に伝えられない私)
物語の結末がどうとかじゃなくて感動した。
帰ってきて作品情報を調べた。
やっぱり女性監督で新しい人だった。
この作品、「アイドル映画」じゃない。
そして東京女子流はすごい宝物を作って手に入れたと思う。