キャサリン・キーナー
米ウィートン・カレッジで演技を学び、卒業後、ニューヨークでキャスティング・ディレクターとしてキャリアをスタートさせる。その後、ロサンゼルスに引っ越して女優に転向し、86年の「きのうの夜は…」で映画に初出演する。トム・ディチロ監督の「ジョニー・スエード」(91)や「リビング・イン・オブリビオン 悪夢の撮影日誌」(95)を経て、スパイク・ジョーンズ監督の「マルコヴィッチの穴」(99)でアカデミー助演女優賞に初ノミネートさた。05年には、大ヒットコメディ「40歳の童貞男」(05)でスティーブ・カレル演じる童貞男の相手役を好演し、伝記映画「カポーティ」(05)では作家のネル・ハーパー・リー役を演じて再びアカデミー助演女優賞にノミネートされる。その他、「フル・フロンタル」(02)、「イントゥ・ザ・ワイルド」(09)、「キャプテン・フィリップス」(13)などに出演しており、ジョーンズ監督作では「アダプテーション」(02)と「かいじゅうたちのいるところ」(09)にも顔を出している。88年の「Survival Quest(原題)」で共演した俳優ダーモット・マローニーと90年に結婚し、1男をもうけたが、07年に離婚した。