木村多江
6歳からバレエを習い、叔父が音楽プロデューサーだった影響でミュージカルに興味を持つ。昭和音楽芸術学院ミュージカル科卒業後、舞台女優としてスタートを切る。96年にTVドラマ初出演、97年「MOROCCO ヨコハマ愚連隊物語」で映画デビュー。TVドラマ「リング 最終章」(99)で山村貞子役を演じ、注目を集める。映画初主演作「ぐるりのこと。」(08)で大きく成長し、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞をはじめ数々の賞を受賞。薄幸な役を演じることが多い中、桐野夏生原作の「東京島」(10)では男だらけの無人島でサバイバルする役どころに挑んだ。その他「怪談」(07)、「沈まぬ太陽」「ゼロの焦点」(ともに09)、TVドラマ「救命病棟24時」(01)、「白い巨塔」(03~04)、「南極大陸」(11)などに出演。