東京島
劇場公開日 2010年8月28日
解説
谷崎潤一郎賞を受賞した桐野夏生のベストセラー小説を、木村多江主演で映画化。共演に窪塚洋介、福士誠二、鶴見辰吾ら。メガホンをとるのは「犬と歩けば チロリとタムラ」の篠崎誠監督。清子と隆の夫婦は旅の途中で嵐に遭い、太平洋に浮かぶ無人島に漂着する。隆が衰弱していくなか、さらに島に16人の若い男たちと、密航に失敗した6人の中国人の男が漂流してくる。やがて男23人と清子の奇妙な共同生活が始まるが、隆がナゾの死を遂げたことで、島での人間関係が崩れ始める。
2010年製作/129分/G/日本
配給:ギャガ
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2021年4月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
いろんな性格を持った人が無人島に人が集まったら、こうなるのか。力が強いもの独裁的な人がトップに立ち、それはやがて滅び、民主的になっていく。。。
外部からの侵入侵略が起きる。。。
社会の縮図を表現しているのだろう。
この映画を、お色気を目的に観てしまうと、全くの期待はずれであろう。
面白くは合ったけどテンポがイマイチで、睡眠不足の状態で観たので、途中ウトウトしてしまった。
2019年4月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
男23人と女ひとりの無人島生活。
良くも悪くも予想外の展開の連続でした。
映画自体は軽めな作りでしたが、実は人間社会の本質や現代社会の問題点の縮図のようでなかなか深みを感じるテーマでもありました。
2018年6月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
少女漫画みたいに女性の気分に合わせて展開するから、途中でどうでもよくなった。一匹狼の窪塚、姉と自分の二重人格になった染谷などピンポイントで見所はあった。
2017年6月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
アメリカドラマLOSTのようなものかと思ってたら、違ってた。
さらっと時間が経過しているが、けっこうなスパンでの話だということにだんだん気づいていく。
逆ハーレムだけど、女王に君臨している時もあれば裏切り者扱いの時もあり。脱出に一番いい選択をしようとしている姿は女の強さを感じる。
島で文化を作り、宗教を必要としているのは、集団生活の原点なのだろう。そして、中国の歴史をみているように、新しい国を作ろうとしたら争いがおこり、国王によって国の統治具合が変わってくる。その繰り返しの一部を垣間見た気がする。
食糧の確保や生き残ることに焦点が当ててなかったのがよかった。
この話だと、そこはあまり重要でなくなってくる。それより、人間の文化的な生き方を描いているところが面白かった。
でも、なんだかんだ言って船が近づくと帰りたくなるもんやなぁ。
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