ジャック・ヒューストン

英ロンドン出身で、アメリカ人映画監督ジョン・ヒューストンの孫にあたる。創作系のコースをもつ寄宿学校ハートウッド・ハウスを卒業後、2004年から俳優として活動を開始。「ファクトリー・ガール」（06）や「アウトランダー」（08）を経て、マーティン・スコセッシが製作総指揮を手がけたTVシリーズ「ボードウォーク・エンパイア」（10〜13）にリチャード・ハロー役でレギュラー出演し、注目を集める。13年にはビートニクの詩人たちが巻きこまれた殺人事件の実話を基にした「キル・ユア・ダーリン」で作家ジャック・ケルアックを演じたほか、アカデミー賞候補にもなった話題作「アメリカン・ハッスル」にも出演した。歴史大作のリメイク版「ベン・ハー」（16）ではタイトルロールを演じた。そのほか近年の出演作に「高慢と偏見とゾンビ」（16）、「アイリッシュマン」（19）、「アンテベラム」（20）など。