伊原剛志
福岡県生まれ、大阪府育ち。俳優を志して上京し、ジャパン・アクション・クラブに所属。83年、舞台「真夜中のパーティー」で俳優デビューを果たし、翌84年に「コータローまかりとおる!!」(84)で映画に初出演する。NHK連続テレビ小説「ふたりっ子」(96)で人気を集め、以降、映画「みんなのいえ」(01)や「半落ち」(04)、TVドラマ「こちら本池上署」(02)などに出演するほか舞台でも活躍。クリント・イーストウッド監督作「硫黄島からの手紙」(06)では、ロサンゼルス・オリンピック馬術競技金メダリストの“バロン西”こと西竹一中佐役に起用される。ブラジルの日系移民コミュニティで起こった悲劇を描いたブラジル映画「汚れた心」(11)では主演を務め、ウルグアイの第15回プンタデルエステ国際映画祭で日本人初となる主演男優賞を受賞した。その他の出演作に映画「愛と誠」「BRAVE HEART 海猿」(12)、「超高速!参勤交代」(14)、NHK連続テレビ小説「花子とアン」(14)など。「トクボウ 警察庁特殊防犯課」(14)で連ドラ初主演を務める。米ロサンゼルスにお好み焼き店を出店するなど起業家の顔ももつ。