ある船頭の話

劇場公開日

  • 予告編を見る
ある船頭の話
19%
44%
24%
10%
3%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

オダギリジョーの長編映画初監督作品で、柄本明が演じる船頭を通して本当の人間らしい生き方を描いた。橋の建設が進むある山村。川岸の小屋に暮らし、村と町を繋ぐため船頭を続けるトイチは、村人の源三が遊びにやってくる時以外は黙々と渡し舟を漕ぐ毎日を送っていた。そんないつもと変わらない日常を送るトイチの前に、ある1人の少女が現れたことをきっかけに、トイチの人生は大きく変わっていく。主人公のトイチ役を「石内尋常高等小学校 花は散れども」以来11年ぶりの映画主演となる柄本が演じ、源三には村上虹郎が扮した。「ブエノスアイレス」「恋する惑星」などで知られるクリストファー・ドイルが撮影監督を務め、黒澤明監督の「乱」でオスカーに輝いたワダエミが衣装デザインを担当。音楽を映画音楽初挑戦となるアルメニア出身のジャズピアニスト、ティグラン・ハマシアンが手がける。

2019年製作/137分/PG12/日本
配給:キノフィルムズ

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

インタビュー

Amazonプライムビデオで関連作を見る

Amazonプライムビデオ

30日間無料トライアル 月額500円で映画見放題

Powered by Amazon

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17

(C)2019「ある船頭の話」製作委員会

映画レビュー

4.0クリストファー・ドイルが再現する古き良き日本の情景

AuVisさん
2019年9月14日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

知的

確かに現代の日本で撮影されたはずなのに、近代化で失われて追想の中にしか存在しない美しい山間の景色が再創造されたかのように錯覚する。水墨画のような淡いカラー調整と、端正な構図によるところも大きい。撮影監督クリストファー・ドイルは、オダギリジョー主演作「宵闇真珠」に共同監督も兼ねて参加した縁で、オダギリの長編初メガホンとなる本作を撮ることになったとか。外国人の眼と感性によって再現された「和の美」に、日本人の監督・撮影監督たちも大いに刺激を受けるのではないか。

国際的に活躍するオダギリが長年温めてきた企画で、失われゆく日本的価値観、時代に取り残される庶民といったテーマが描かれるのも意外に思えた。だが、世界を知れば知るほど、それまで身近過ぎて見えなかったものを客観的にとらえられるようになることはありうる。その意味でもオダギリ監督と外国人の撮監の組み合わせは本作にうってつけだったようだ。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 5 件)
AuVis

3.5編集が雑

2020年2月22日
PCから投稿

一言でいえば、役者に助けられた作品。
これが実力が伴わない役者がやっていたら、
監督・脚本がオダギリジョーでなかったら、
目も当てられなかったろうと思う。

今作の主役、柄本明は常に作品毎になにかしら進化を遂げる恐ろしい怪物だし、
豹変した虹郎もまた、彼しか出来なかったろうと思う。
大事なところに主役級の役者をぽんぽんと配置したお陰で、
この作品のクオリティは保たれたという気がする。

撮影にクリストファー・ドイルを採用した事で、
画面は常に、『映え』なのが、
途中から慣れてきたものの、最初は舌打ちしたくなる絵だった。

本は悪くない。
刺さるセリフはなかったにしろ、
言霊を放つ役者によって、
素晴らしい空間を感じられた。

が!
編集が雑!
な、気がした。

草笛光子さんが草をそっと水に流すカットとか、
風による相乗効果とか、
なんだか尻つぼみのような気がするし、
こここそ繊細な表現だろうという場面が、
潔くカットされてて、
叙情に浸りたい観客をあっさり裏切ってくれたりもして、 なんだかなあ…でした。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
茉恭(まゆき)

1.5善悪の彼岸は存在するか

2020年1月18日
Androidアプリから投稿

 いい映画を見終わり、暗闇の映画館を出た後の現実の世界に戻るまでの、映画と現実を往復する奇妙な感覚が面白い。いい映画ほど長い時間、強い目眩に襲われる。
 美しい風景、綺麗な映像、心に残る音楽、名だたる名優達の演技、残念なコンセプト。単純な原始的自然讃歌、おおらかな人々を打算的な薄情な人間へと変える悪としての近代化。時代劇のような勧善懲悪の演出演技。橋とホタルの擦りきれた対比。謎の人魚の泳ぎと謎の悪霊。映画館を出て、程なく現実世界に戻ることができた。
 トイチの深層心理の挿入が深みをもたらしている点は素晴らしい。

コメントする
共感した! (共感した人 0 件)
十二滝わたる

4.0私たちは豊かになったのか?

たら印さん
2020年1月17日
Androidアプリから投稿

オダギリジョー監督 舞台挨拶の回で鑑賞しました。
オダギリジョー監督らしい飄々としながら熱い想いも感じられる質疑応答で面白かったです。
なんと言っても映像の構図やアングルが格好いい!
オダギリ監督の用意したカット割りと撮影監督のクリスさんの即興、2人で作り上げたものだそうです。
自分の作りたいものと わかり易さのバランスで悩んだそうですが、いやいやインディーズ魂感じさせる映画でしたよ。
無難な映画しか作られず、お金があつまらない現状に一石投じたい。もっとオリジナルや作家性のある映画が観たいという想いのスタッフ、キャストが集まって作った作品だそうです。
これは、この映画が上映されるような映画館にも通じる事ではないでしょうか。
作られる新作映画の数が年々増えていっているにも関わらず、全国どこの映画館へ行っても同じようなラインナップ。
多様な作品に触れる機会を失わないためにも、私たちは客としてこういう映画に足を運ぶ必要があるのではないかと感じました。
画一化されて便利になる代償として私たちが失っているものってそういう事なんじゃないかと思いました。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
たら印
すべての映画レビューを見る(全37件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る