伊藤蘭
東京音楽学院に入学し、スクールメイツとして活動。72年、NHK「歌謡グランドショー」のマスコットガールのオーディションに合格し、翌73年に田中好子、藤村美樹とともに「キャンディーズ」としてデビュー、ランちゃんの愛称で親しまれる。ヒット曲を連発し人気絶頂の中、78年に解散。一時期芸能界から遠ざかったが、80年に映画「ヒポクラテスたち」で女優として復帰。舞台を中心にTVドラマにも出演し、映画「男はつらいよ 寅次郎かもめ歌」(80)ではマドンナ役に起用された。ドラマ「あんちゃん」(82~83)、「事件記者チャボ!」(83~84)で共演した水谷豊と89年に結婚。90年代は2時間ドラマに多数出演、近年のドラマ出演作に「風のガーデン」(08)や「DOCTORS 最強の名医」(11、13)など。映画「少年H」(13)で水谷と夫婦役で共演する。娘の趣里も女優として活動している。