石橋凌
77年に結成したロックバンド「A.R.B.」のボーカルとして、78年のシングル「野良犬」でミュージシャンとしてデビュー。音楽活動と並行して映画「暴力戦士」(79)に出演したのを皮切りに俳優としても活動し、88年にはNHK大河ドラマ「武田信玄」にレギュラー出演、95年にはショーン・ペン監督作「クロッシング・ガード」に参加した。99年、バンド活動を停止し俳優業に専念。北野武監督の「キッズ・リターン」 (96)や「BROTHER」(01)をはじめ、三池崇史監督作や「オーディション」(00)や「WARU」(06)などに出演する。国内の作品だけでなく、ハリウッドリメイク版「THE JUON 呪怨」(04)や、ジェット・リー&ジェイソン・ステイサム共演の「ローグ・アサシン」(07)、バーベット・シュローダー監督の「陰獣」(08)など海外でも活躍。TVドラマにも「RESCUE 特別高度救助隊」(09)、「検事・鬼島平八郎」(10)など多数出演している。ミュージシャンとしては、98年にA.R.B.を復活させたが06年に解散し、11年からソロで音楽活動を再開した。