アレクサンダー・ペイン
スタンフォード大学を卒業後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の映画学科に通う。数本の短編映画を制作した後、「The Passion of Martin(原題)」(91)で長編映画監督デビュー。同作をはじめ、全ての監督作で脚本も担当している。劇場映画3作目「ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!」(99・日本劇場未公開)で、共同執筆者のジム・テイラーとともにアカデミー脚色賞にノミネートされた。スティーブン・スピルバーグ監督の最大のヒット作となった「ジュラシック・パーク III」(01)の脚本を手がけ、自身の監督作「アバウト・シュミット」(02)でゴールデングローブ賞の脚本賞を受賞。「サイドウェイ」(04)ではアカデミー脚色賞を受賞し、監督賞にもノミネートされた。7年ぶりの長編監督作「ファミリー・ツリー」(11)で2度目のアカデミー脚色賞を再び手にしたほか、LA批評家協会賞の作品賞を受賞するなど高い評価を得ている。