ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅

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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
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解説

「ファミリー・ツリー」「サイドウェイ」のアレクサンダー・ペイン監督が、頑固者の父親と、そんな父とは距離を置いて生きてきた息子が、旅を通して心を通わせる姿をモノクロームの映像で描いたロードムービー。モンタナ州に暮らす大酒飲みで頑固な老人ウディのもとに、100万ドルを贈呈するという明らかに胡散臭い手紙が届く。すっかり信じ込んでしまったウディは、妻や周囲の声にも耳を貸さず、歩いてでも賞金をもらいにいくと言って聞かない。そんな父を見かねた息子のデイビッドは、無駄骨と分かりつつも父を車に乗せてネブラスカ州を目指すが、途中で立ち寄ったウディの故郷で両親の意外な過去を知る。ウディを演じた主演のブルース・ダーンが、2013年・第66回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。

2013年製作/115分/G/アメリカ
原題:Nebraska
配給:ロングライド

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第71回 ゴールデングローブ賞(2014年)

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ブルース・ダーン
最優秀助演女優賞 ジューン・スキッブ
最優秀監督賞 アレクサンダー・ペイン
最優秀脚本賞 ボブ・ネルソン

第66回 カンヌ国際映画祭(2013年)

受賞

コンペティション部門
男優賞 ブルース・ダーン

出品

コンペティション部門
出品作品 アレクサンダー・ペイン
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映画レビュー

4.5「息子から父に贈る一等賞」に、爽やかな感動を覚える

2020年6月10日
iPhoneアプリから投稿

あなたは宝くじ一等に当選しました!おめでとうございます!

という誰が見ても明らかなフィッシングメールを信じ込み、
賞金を受け取ろうと、家から1600キロ離れたネブラスカに向かうアル中老人ウディと、
嘘と知りながら彼に付き添う、息子デヴィッドが主人公のコメディロードムービー。

映像は全てモノクロで、このこじんまりとした物語をより味わい深いものにしています。

ブルース・ダーンが常に口を半開きで演じるウディは、
度々一人で徘徊して家族を困らせるものの、
どこか憎めない可愛らしさまで滲ませています。
カンヌで男優賞を獲得したのも納得の名演でした。

二人は旅の道中、ウディの故郷の町に立ち寄るのですが、ここで明らかになる、
父が息子にも隠してきた過ちの数々や、
大きな心の傷を負い、酒浸りの原因となったある出来事は、
この上なく痛々しく、ウディのこれまでの人生の苦しみを感じずにはいられません。

賞金を受け取れると信じた彼の行動が、実は自身のためではなく、
彼が人生の終盤に成し遂げたかった「あること」のためだったことが分かる展開には、
思わず涙腺が緩まされました。

そんなウディの恥ずべき部分を目の当たりにしても、
父を思いやり、彼の名誉を回復してあげようと奮闘し、
最後には「息子からの一等賞」をプレゼントするデヴィッドの姿は、
私たちに爽やかな感動を与えてくれます。

金の話と車のスピード自慢ばかりしている彼らの親戚や、
若かりし頃に思いを馳せ、聞きたくもない下ネタを息子に披露しまくる母ケイトなどなど、
アレクサンダー・ペイン監督はきっちり笑わせどころも用意してくれているのでご安心を。

画面の向こうからこちらにウディが歩いてくるOPと、
画面の向こうへと二人で去っていくEDの円環構造もお見事の一言。

派手な作品ばかり見て目が疲れたあなたにオススメ!

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せき(名前変えました)

3.5痴呆でしょう

Cape Godさん
2019年9月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

総合:70点 ( ストーリー:75点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:65点|音楽:65点 )

 冒頭、爺さんが当選したという怪しげな100万ドルをもらいに、どう考えても歩いて行ける距離ではない場所に歩いていく。もうただの痴呆の爺さんでしかないし、こんな爺さんなんか主人公の兄の言うようにさっさと介護施設にでもいれてしまえ、この耄碌爺の姿を最後まで見せつけられ続けたらきついなと思った。21世紀の作品なのに白黒なのも嫌だった。
 爺さんだけでなくその妻もきつい。言いたいことを好き勝手に言い相手の立場も感情も気にしない。爺さんの兄弟もおかしいし、その息子たちもおかしいし、昔の故郷の人もおかしい人が多い。そして知らなかった過去が次々に明らかになる。だがその辺りから少しずつ面白くなった。家族の関係もはっきりとしてきた。爺の妻の下品で他人を慮らない性格は嫌だが、爺の人生に与えた影響の大きさからも存在感があった。
 また物語としても、昔の圧縮機はどうなるのか・100万ドルはどうなるのかと期待させられた。100万ドルは嘘だと思わせておいて実はもしかしてどうにかなるのではないのか、あるいは100万ドルではないにしても何らかの代わりの物が手に入るのかという予測のつかなさに興味をそそられた。

 爺はアルツハイマーではないと作品中で言うが、まだ雪の残るモンタナから歩いてネブラスカまで行こうとし続けるところからして十分頭がおかしい。どこまでが元々の性格なのかわからないが、彼の設定に関しては疑問がある。

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Cape God

0.5empty

2019年2月23日
iPhoneアプリから投稿

裸の王様に振り回されるのはマゾヒストの息子だけで良い。
くすりとも笑えない極寒コメディに付いていける程暇では無い。

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たろっぺ

4.0キャラクターの数

2018年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

幸せ

今日の映画は、アレクサンダー・ペイン監督の作品。今回が初めましての作品でした。なので、どういう特徴なのかということはあまりつかめませんでしたが、今日お話しする内容はボブ・ネルソンが手がけた脚本についてです!

この作品の要約をしてくださいと言われると、なんともそっけない感じになってしまいそう。

それは、ストーリーが雑誌広告のうその懸賞金目当てに、父親がネブラスカを目指す、というなんとも言えない素朴なものだからです。でも、この素朴さが翻って、映画のテーマや伝えたいことを色濃くしたのではないでしょうか。

映画というのは、教科書のような決まり切った形というものがあります。それは、小学校で習う起承転結に終着するようなことで、ほとんどの映画がその形を取って言っていると言っても過言ではありません。

しかし、こんなに十数万本もの映画が作られ、いまだに世界中で楽しまれているのもまた事実です。

そこには、脚本、監督、撮影、編集といった様々な要素を組み合わせていくことで、その作品のオリジナリティを作り上げていく工夫がされています。

本作でいうと、とても印象に残っているのが、脚本。さらにいうと、シーンごとのキャラクターの数。

最初のシーンは、道をトボトボと歩くウディ。

デヴィッドがウディをネブラスカに車で連れていくところから物語はスタート。

その途中には、ウディの兄であるレイの家族がいて故郷を訪れる。

さらに、妻ケイトがしびれを切らしてやってくる。

そこにさらに、デヴィッドの兄のロス、親戚十数人が集まってくる。

一悶着あった後、ウディ、妻のケイト、デヴィッド、兄ロスの家族4人で、ウディの暮らしていた家を訪ねる。

ケイトとロスは実家に戻り、最後はウディとデヴィッドのふたりでネブラスカを目指す。

すこし複雑ですが、キャラクターの数がシーンを追って増え、クライマックスでは減っていくという構成がこの映画の中でも際立っていたように感じました。

キャラクターが増えることによって、ウディの周りの人々を登場させ、ウディの環境を描いています。そこから、家族だけになり、家族というテーマを浮上させ、さらには二人だけにし、父と息子というテーマを最後に仕上げています。

キャラクターが増えることで、必然的に1ショットに移るキャラクターも増え、みんなでテレビを見ているシーン、みんなで食事をしているシーンは、集団としての一つのキャラクターが浮かび上がってました。

そして、車の中での家族のシーンでは、昔から変わらない関係性が家族の強さを感じます。

二人でのシーンは、父へのリスペクトや、息子への愛情というのが、最後の最後に初めてキャラクターの口から感情として現れます。

このように、キャラクターを通してストーリーを描いていくことこそ、映画の真髄で、ストーリープロットというのはただの道具であって、本当に伝えたいことはキャラクターが語るということが、この作品でわかりますよね。

白黒のチョイス、フレーミングのチョイスにもそれをサポートする役割が。とても暖かくもありながら繊細な映画でした。

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