アウグスト・ディール
ドイツ、ベルリン出身。「23 トゥエンティースリー」(98・日本劇場未公開)でデビューし、バーバリアン映画祭で最優秀若手俳優賞、ドイツ映画賞で最優秀俳優賞を受賞し注目を浴びる。「9日目 ヒトラーに捧げる祈り」(04・日本劇場未公開)、「青い棘」(04)などを経て、アカデミー外国語映画賞受賞作「ヒトラーの贋札」(07)で世界的に知られ、クエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」(09)にも出演。第2次世界大戦中のナチスの所業を描く社会派映画への出演をライフワークとする一方、「ソルト」(10)や「マリアンヌ」(16)などのハリウッド映画や、人間ドラマ「リスボンに誘われて」(13)、フレンチノワール「汚れたダイヤモンド」(16)、歴史ドラマ「マルクス・エンゲルス」(17)と幅広いジャンルで活躍している。テレンス・マリック監督作「名もなき生涯」(19)では主演を務めた。