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“本物の戦場を見せる”! 「ウォーフェア 戦地最前線」圧巻の戦闘シーンの舞台裏映像とドルビービジュアルを披露

2025年12月19日 16:00

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「ウォーフェア 戦地最前線」ドルビービジュアル
「ウォーフェア 戦地最前線」ドルビービジュアル
(C)2025 Real Time Situation LLC. All Rights Reserved.

シビル・ウォー アメリカ最後の日」のアレックス・ガーランド監督が、同作で軍事アドバイザーを務め、米軍特殊部隊の経歴を持つレイ・メンドーサを共同監督に迎えたA24製作の新作「ウォーフェア 戦地最前線」。このほど“本物の戦場を見せる”ことに挑んだ圧巻の戦闘シーンの舞台裏映像とドルビービジュアルが披露された。

メンドーサのイラク戦争での実体験を極限まで再現した本作は、同胞の兵士たちにも徹底した聞き取りを行い、脚本を執筆。フィクションでは決して描き得ない“戦争そのもの”をスクリーンに出現させる。海外メディアからは「映画史上最も緊迫感のある戦闘再現(Wall Street Journal)」「地獄を描くことに躊躇がない(EMPIRE MAGAZINE)」「神経をすり減らす程の衝撃。他の戦争映画とは一線を画す(NPR)」など絶賛の声が集まる。

舞台は2006年、アメリカ軍特殊部隊8名の小隊は、イラクの危険地帯・ラマディで、アルカイダ幹部の監視と狙撃の任務に就いていた。ところが、想定よりも早く事態を察知した敵兵が先制攻撃を仕掛け、市街で突如全面衝突が始まる。退路もなく敵兵に完全包囲される中、重傷者が続出。部隊の指揮をとることを諦める者、本部との通信を断つ者、悲鳴を上げる者……負傷した仲間をひきずり放心状態の隊員たちに、さらなる銃弾が降り注ぐ。小隊は逃げ場のないウォーフェア(=戦闘)から如何にして脱出するのか――。

特殊部隊のキャストとして、メンドーサ本人役をディファラオ・ウン=ア=タイが演じるほか、「デトロイト」「ミッドサマー」のウィル・ポールター、「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」「ファンタスティック4 ファースト・ステップ」のジョセフ・クイン、「SHOGUN 将軍」のコズモ・ジャービス、「メイ・ディセンバー ゆれる真実」のチャールズ・メルトンが共演。

映像は、戦場の極限状況を徹底的に再現した本作の圧巻の戦闘シーンが、いかにして生み出されたのか、その制作の裏側に迫っている。2006年のイラク戦争下、本作共同監督のメンドーサを含む米軍特殊部隊は、危険地帯ラマディで完全に包囲され、現場は一瞬にして地獄と化した。見えない敵、鳴り止まない銃声、次々と運び込まれる重傷者――やがて精鋭部隊でさえパニックに陥っていく。

本作は、イラク戦争の帰還兵であるメンドーサが、自身が体験したトラウマ級の戦闘を映画化した作品であり、今回のように従軍していた本人が戦闘体験を映画化することは滅多にない。アカデミー賞で作品賞・監督賞を含む4冠を達成し、戦争映画の傑作と称されるオリバー・ストーン監督の「プラトーン」(86)は、監督自身の体験を基に撮影されたものだが、本作はそれに次ぐ作品だ。

メンドーサは「緊張感も、本物の銃撃戦も、私が本当に体験した事実を見せたかった」と語り、その思いを貫くため撮影では本物の爆弾を爆発させ、破壊されたセットもそのままに撮影を敢行。現場には実在の兵士たちを呼び、俳優へ“あの日の戦闘時の動き”を細かく伝えるなど、あらゆる場面で徹底して“現実”に固執している。

画像2(C)2025 Real Time Situation LLC. All Rights Reserved.

また、アレックス・ガーランドも「95分で全てを描写した」と自信をのぞかせ、「戦闘を目の前で撮影し、すべてを捉えることができた。今でも信じられないほど異常な体験だったね」と極限の撮影を振り返った。

その他にもキャストたちが本作への思いを語る様子や、特殊部隊シールズの隊員たちと同じ訓練に参加し特訓を積む様子も収められ、<地獄と化した戦場を、兵士たちはいかにして生き延びたのか?>という問いに迫りながら、圧巻の戦闘シーンが生まれたその裏側の一端を垣間見ることができる映像に仕上がっている。

ドルビービジュアルは、現場の兵士たちの叫びをアップで捉えており、Dolbyならではの臨場感と呼応して、より躍動感あふれる仕上がりとなっている。

ウォーフェア 戦地最前線」は、1月16日からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。

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