スカーレット・ヨハンソン、新「エクソシスト」でホラー初主演 監督・脚本はマイク・フラナガン
2025年11月27日 11:00

スカーレット・ヨハンソンが、ユニバーサルが製作する新たな「エクソシスト」映画に主演することが決定したと、米Deadlineが報じている。ヨハンソンにとって、本作はキャリア初の本格的ホラー映画となる。
監督・脚本を務めるのは、「ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス」や「ドクター・スリープ」で知られるマイク・フラナガン。「真夜中のミサ」「アッシャー家の崩壊」といったNetflixのドラマで高い評価を獲得し、ホラー界の名匠として確固たる地位を築いている。フラナガンは「スカーレットは素晴らしい女優で、ジャンル映画から夏の大作まで、その魅力的な演技は常に地に足がついた本物に感じられる。彼女がこの『エクソシスト』映画に参加してくれることを、これ以上なく嬉しく思う」とコメントしている。
本作はユニバーサルにとって「エクソシスト」の再始動となる。
2021年7月、ユニバーサル・ピクチャーズとピーコックは、モーガン・クリークからフランチャイズ権を取得し、三部作の製作費込みで総額4億ドルという巨額投資を決断。「ハロウィン」リブート三部作を手がけたデビッド・ゴードン・グリーンが全作の監督を務める予定だった。しかし、2023年公開の第1作「エクソシスト 信じる者」は、北米興収6,550万ドル、世界総興収1億3,620万ドルという4億ドルの投資に見合わない結果に終わる。続編「The Exorcist: Deceiver(原題)」は2025年公開が予定されていたが、前作の失敗を受けて公開は中止となり、グリーンはプロジェクトから離脱。三部作計画は事実上の白紙状態となった。
その後、ユニバーサルはフランチャイズ立て直しの新たな方向性を模索し、フラナガンに監督を依頼。今回は監督・脚本に加え、自身のレッド・ルーム・ピクチャーズを通じてプロデューサーとしても参加する。フラナガンが約束するのは「革新的な新解釈」だという。
ヨハンソンの起用は、今夏公開の「ジュラシック・ワールド 復活の大地」での実績が決め手となった。同作は世界総興収約8億6,900万ドルを記録し、大型フランチャイズ再始動の手腕を証明。プロデューサー陣とフラナガンとの面談後、ヨハンソンは即座に参加を表明したという。
本作は「エクソシスト 信じる者」の続編ではなく、エクソシストユニバースを舞台にした全く新しいストーリーとなる。製作はブラムハウス・アトミック・モンスター、モーガン・クリーク・エンターテインメント、レッド・ルーム・ピクチャーズが共同で担当。ヨハンソンは最近「Eleanor the Great(原題)」で監督デビューを果たしており、本作が次の撮影作品になる見込みだ。
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