ジョン・カーペンター監督作「ニューヨーク1997」「ゼイリブ」「ザ・フォッグ」が日本国内最終上映 キネカ大森で特集上映開催
2025年10月29日 18:00

ジョン・カーペンター監督の特集上映「JOHN CARPENTER WORLD ジョン・カーペンター監督特集」が、11月7日から2週間限定で、キネカ大森で開催されることがわかった。上映されるのは、カーペンター監督の80年代の代表作である「ニューヨーク1997」「ゼイリブ」「ザ・フォッグ」。同3作品の国内上映権は、2025年11月をもって期間満了となり、今回の上映が“最後のスクリーン上映”となる。
SF・ホラー作品でカルト的な人気を誇るジョン・カーペンター監督。伝説的ホラー映画「ハロウィン(1978)」や、SFホラーの大傑作と呼び声が高い「遊星からの物体X」など数々の名作を生み出し、多くの映画ファンに愛される名匠の一人として知られている。
国内最終上映となるのは、犯罪率400%を越えたニューヨークを舞台に、元特殊部隊の囚人スネーク・プリスキン(カート・ラッセル)が、体内に埋め込まれた時限爆弾の解除と引き換えに、監獄のギャング達の人質となった大統領の救出を目指す「ニューヨーク1997」。人間の姿をしたエイリアンを見分けることのできるサングラスを拾ってしまったネイダ(ロディ・パイパー)が、エイリアンのサブリミナル戦略による地球侵略を阻止するために、同志と共にゲリラ戦に挑むSFスリラー「ゼイリブ」。港町アントニオ・ベイの誕生100年祭を迎える午前零時、100年前の怨みを晴らすために霧と共に現れた亡霊たちが次々と住民に襲いかかる「ザ・フォッグ」。カーペンター監督の傑作をスクリーンで味わうことができる最後のチャンスだ。


なお、今回の上映にあわせて、「JOHN CARPENTER Retrospective 2022」の際に人気を博した、大島依提亜氏がデザインを手がけるカーペンター作品のTシャツやポスターに加えて、超豪華パンフレットも数量限定で販売が決定。

大島氏によるVHS風デザインのパッケージの中には、カーペンター監督の大ファン、黒沢清監督のイントロダクション、映画文筆家でカーペンター研究家の鷲巣義明のカーペンター映画トリビア、「GANTZ」や「いぬやしき」の漫画家・奥浩哉のインタビュー、映画コラムニストであるテラシマユウカのコラム。さらには、画家ヒグチユウコ氏描き下ろしイラストと、3作品のポストカード16点がセットで封入された、贅沢な仕様となっている。
「JOHN CARPENTER WORLD ジョン・カーペンター監督特集」は、キネカ大森にて、11月7日~11月20日の2週間限定開催。
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