「死霊館」シリーズ、ウォーレン夫妻の軌跡を振り返る 家族を守り続けた夫婦の物語は遂に完結へ
2025年8月28日 17:00

「死霊館」ユニバースの9作目にしてフィナーレを飾る完結編「死霊館 最後の儀式」の新たな場面写真が公開された。本記事では、10年を超える「死霊館」シリーズの軌跡を、第1~3作のメインストーリーを軸に振り返る。
「ソウ」シリーズや「インシディアス」シリーズなど数多くの傑作ホラーを生み出してきたジェームズ・ワン監督が、実在した心霊研究家ウォーレン夫妻が体験した戦慄の怪奇事件(=実話)を基に映画化した「死霊館」(13)は、全世界興行収入3億2000万ドルを記録。続く「死霊館 エンフィールド事件」(16)、「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」(21)も軒並みヒットした。
「死霊館」ユニバースは拡大し続け、「アナベル」シリーズや「死霊館のシスター」シリーズといった数多くの作品を生み出し、「死霊館」ユニバース全作(9作品)は、世界累計興行収入20億ドルを超えるホラー映画の金字塔として一大フランチャイズへと発展した。

完結編となる「死霊館 最後の儀式」は、ワンとピーター・サフランがプロデューサーを務め、監督は「ラ・ヨローナ 泣く女」「死霊館 悪魔のせいなら、無罪。」「死霊館のシスター 呪いの秘密」を手掛け、ユニバース後期を支えたマイケル・チャベスが担う。さらに、シリーズを通してウォーレン夫妻を演じてきたベラ・ファーミガ(ロレイン役)とパトリック・ウィルソン(エド役)が続投し、ウォーレン夫妻が携わった“最後の事件”が描かれる。
「死霊館」シリーズでは、ウォーレン夫妻が悪魔に対峙する姿だけでなく、ときには家族の輪に入り、洗濯機を修理したり、子どもたちを喜ばせるためにパンケーキを焼いたり、さらにはエルビス・プレスリーの曲を弾き語りしたり、温かな場面も描かれてきた。恐怖だけでなく、人間ドラマとしても深い感動を呼んできた本シリーズの軌跡を振り返っていく。

シリーズの始まりであり、ユニバースの基盤を築いた作品。1971年、ロードアイランド州の古びた家に引っ越してきたペロン一家は、不可解な現象に悩まされる。家族は心霊研究家のウォーレン夫妻に助けを求め、夫妻は家に取り憑いている邪悪な存在と対峙することになる。恐怖の裏にある「家族を守る」というテーマが強く打ち出され、観客に大きなインパクトを与えた。そして、劇中に登場する実在する呪われたアナベル人形が巻き起こす恐怖を描いた「アナベル」シリーズを生み出すことになる。


続編は1977年のイギリスへ。ロンドン郊外で、ホジソン一家が体験したポルターガイスト現象の調査を依頼されたウォーレン夫妻。史上最長期間続いたこの怪奇現象の背後には、エドとロレインの命を狙う悪魔“ヴァラク”の存在があった。単なる悪霊祓いではなく、悪魔の策略によって夫妻自身の身が危険にさらされるサスペンス要素が強まり、特に、ロレインの霊視能力と信仰が試され、夫婦のチームワークが事件解決の鍵となる。ホラーでありながら、母子の絆や信じる心が物語を支えるドラマ性も高く評価された。劇中に登場する悪魔のシスター“ヴァラク”のルーツに迫る前日譚「死霊館のシスター」シリーズに繋がっていく。


第3作は、1981年に家主を22度刺して殺害した青年が、悪魔に取り憑かれていたことを理由に「無罪」を主張した実際の裁判を題材にしている。姿なき存在を証明するため、心霊研究家ウォ―レン夫妻が立ち上がる。被告人を救うため、手掛かりをもとに、警察に協力し捜査を進めるウォーレン夫妻だったが、とてつもなく邪悪な“何か”に極限まで追い詰められていく。「その存在」をどうやって証明するのか? アメリカ史上初、前代未聞の殺人事件。これまでの作品と異なり、恐怖はついに司法の場へと持ち込まれ、超常現象を証明しようとする夫妻の戦いが描かれる。

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最新作では、ウォーレン夫妻にとって最後の仕事となる1986年ペンシルベニアでの事件が描かれる。「死霊館」ユニバース後期を支え、シリーズ最後の作品を手掛けることになったチャベス監督は、「本物のウォーレン夫妻は本当に多くの人々の人生に触れてきました。心霊現象や説明のつかない出来事に苦しむ、助けを必要としていた人たちが大勢いました。そしてウォーレン夫妻はそんな人たちのもとへ駆けつけました――誰にも信じてもらえない人々の声を聞くために、全米を旅しました。その事実はとても重要です。それは本当に起きていた出来事なんです」と夫妻の活動に敬意を表する。
そして、「このシリーズがどれだけ多くの人の人生に影響を与えてきたかを考えてみましょう。このシリーズを観て育ったファン、そしてこのシリーズの製作に関わることができた全員。これは本当に素晴らしい旅であり体験でした。僕がその一部になれたことを、心から幸運なことだと思っています」とコメントを寄せた。
シリーズの生みの親で、本作のプロデューサーを務めるワンは、「本作の舞台となる1986年の時点で、ウォーレン夫妻はかなり有名な存在になっていました。一般の人々の間でも彼らは知られるようになっていて、事件や活動を通じて世間に広く知れわたっていました。その要素を映画に取り入れるのはとても面白いと思いました」と述懐。
「ウォーレン夫妻が外に出ると、人々の接し方が最初の映画の時とはまったく違うんです。実際にあったいくつかの出来事を忠実に反映させて、シリーズが常に目指してきたリアリティを加えたかったんです」と舞台裏を明かした。
ロレイン役のファーミガも、「“LAST RITES (原題)”――最後の儀式、最後の行動、最後の喝采。この物語はエドとロレインの物語を終えるのにふさわしいと思いました。この物語で彼らが戦う悪魔は、何十年も前から彼らに個人的な恨みを持っているのではないでしょうか? 復讐心に燃え、血に飢え、死をもたらす」と語っている。
「死霊館 最後の儀式」は10月17日より全国公開。
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