水上恒司&山下美月「火喰鳥を、喰う」に森田望智、豊田裕大らが出演! 不穏な空気が漂う新場面写真も
2025年5月6日 12:00

水上恒司が映画単独初主演を飾り、山下美月をヒロインに迎え、原浩氏による第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作を実写映画化する「火喰鳥を、喰う」の追加キャストとして、森田望智、豊田裕大、麻生祐未、吉澤健の出演が発表された。併せて不穏な空気が漂う新たな場面写真が公開された。
メガホンをとったのは、「超高速!参勤交代」シリーズや「空飛ぶタイヤ」「シャイロックの子供たち」などを手掛けた本木克英監督。脚本は、「ラーゲリより愛を込めて」「ディア・ファミリー」などの林民夫が担当した。
物語の舞台は信州のとある村。久喜雄司(水上)の先祖の墓石から戦死した兄・久喜貞市の名前が削られた。それは、“ヒクイドリ、クイタイ”という異様とも言える生への執着が記された貞市の謎の日記が雄司の手元に届いた日でもあった。それを境に、雄司と妻の夕里子(山下)の周囲では、不可解な出来事が頻発するようになる。事態の解決に超常現象に造詣が深い北斗(宮舘涼太)も加わるが、貞市の日記が引き起こす存在しないはずの“過去”は少しずつ“現実”を侵食していく。

森田が演じるのは、久喜家に戦死したはずの久喜貞市の日記を届ける新聞記者の与沢一香。ドラマ「全裸監督」シリーズのヒロイン・黒木香役で魅せた体当たり演技が大きな反響を呼び、その後も「さがす」、Netflix映画「シティハンター」、NHK連続テレビ小説「虎に翼」など話題作への出演が止まらない実力派が、物語の始まりを告げる重要な役どころを担った。
森田は初めて新聞記者の役を演じたが、「(本作で起こる不可解な出来事に)恐怖は感じながらも、与沢の突き進む力はどこから湧き出てくるのだろう。なぜ記者になったのか、なぜ世の中にこの記事を届けたいのか、ということを考えながら、その熱い気持ちの根源を一つ一つ探していくような日々でした」と役作りについて明かした。

若手注目株の豊田は、山下演じる夕里子の弟・瀧田亮を担った。「MEN'S NON-NO」の専属モデルとして活躍する一方、ドラマ「御上先生」での凛とした佇まいや確かな演技力がSNSでも話題を集めていた。初参加となった本木組については、「現場に入ってみたら、(監督が)“今の良かったよ”とフランクに接してくれる方だったので、自分の思った通りにチャレンジしてみようと思える現場で、ご一緒できて楽しかったです」と振り返った。

麻生は、水上演じる雄司の母・久喜伸子役。カンヌ国際映画祭で役所広司が男優賞を受賞した「PERFECT DAYS」で主人公・平山の妹のケイコを演じ存在感を示した。本作では未亡人の哀しみと遺された家族への愛情を絶妙なバランスをもって重要な役どころを演じ切っている。
新たに披露された場面写真は、乱暴に傷をつけられた久喜家の墓の前で呆然と立ち尽くす雄司と夕里子の姿、与沢が届けた貞市のものと思しき日記を手にとる久喜一家の様子を捉えている。
映画は、10月3日から全国公開。

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