【2024~25年のマーベル新作配信ラインナップ】「デッドプール&ウルヴァリン」は11月12日見放題独占配信
2024年11月6日 18:00
ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービス「ディズニープラス」で、今後、見放題独占配信されるマーベル作品を紹介する特別映像(https://youtu.be/pWVsx9hUV9A)が公開された。マーベルといえば、「アガサ・オール・アロング」の最終話が世界中を沸かせたばかりだが、残りわずかとなった2024年、そして来るべき25年にかけて、実写から人気シリーズの新シーズン、新たなアニメーションなど、ファンの心をつかんで離さない豪華ラインナップが勢ぞろいしており、期待が高まる。
「デッドプール」シリーズ第3弾で、型破りな“無責任ヒーロー”デッドプール(ライアン・レイノルズ)が、「X-MEN」シリーズで活躍した“最恐アウトロー”ウルヴァリン(ヒュー・ジャックマン)とタッグを組み暴れまわる、過激なアクションエンタテイメント。全世界累計興行収入は、11億5144万ドルを達成し、「ジョーカー」(19)を抜き去り、R指定映画の興収歴代1位を獲得。日本でもシリーズ歴代最高の興収を記録した。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)における重要な瞬間に焦点を当て、「もしも、……だったら?」というコンセプトの下、実写映画とは別の物語を紡ぐスタジオ初のアニメシリーズ。マーベル・スタジオ社長のケビン・ファイギが制作総指揮を務め、「もしも……、ソーがひとりっ子だったら?」など、実写作品では描かれなかったアベンジャーズをめぐる“別の運命”を具現化。待望の新シーズンでは、どんな“もしも”が描かれるのか――?
おなじみの愛称“親愛なる隣人”がタイトルに冠された、スパイダーマンの新アニメシリーズ。高校1年生のピーター・パーカーが、スパイダーマンになるまでの道のりを、初期のコミック本のルーツを讃えるスタイルで描く。プロデューサーのブラッド・ウィンダーバウムは、「本当にみんなを驚かせる、控えめに言ってアメイジングな作品」と、自信のコメントを寄せる。アイアンマンに匹敵するような、彼を導くメンターの存在にも注目したい。
昼は弁護士、夜は法では裁ききれない悪へと立ち向かう盲目のヒーロー、マット・マードックことデアデビル(チャーリー・コックス)が主人公の新たなドラマシリーズ。マードックは、「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」で冤罪をかけられたピーター・パーカー(トム・ホランド)の助っ人弁護士としてサプライズ登場し、ドラマシリーズ「シー・ハルク ザ・アトーニー」にも先行して登場しており、MCUファンの人気は絶大だ。
本作では、正義のために戦うマットと、ニューヨークで政治活動に取り組む一方、裏社会では犯罪王として君臨する宿敵・キングピンことウィルソン・フィスク(ビンセント・ドノフリオ)との、回避不可の衝突が描かれる。特別映像では、マットがスーツを着こなした弁護士の姿と、派手に暴れるヒーロー姿という昼夜のギャップが映し出される。よりハードなアクション描写が追求され、マーベル作品に新たな風を吹き込んでくれる予感が高まる。
19歳の天才発明家リリ・ウィリアムズ(ドミニク・ソーン)が主人公のドラマシリーズ。アイアンマン以来、最も先進的なアーマースーツを発明するキャラクターで、原作コミックスではアイアンマンの後継者とされている。「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」でMCUに初登場した際には、ワカンダと自身のテクノロジーを集結させた新スーツをまとう“アイアンハート”となり、ワカンダに迫る危機に対し、ブラックパンサーと共闘した。
制作総指揮を務めるのは、「ブラックパンサー」シリーズの監督・脚本を務めたライアン・クーグラー。共演にはアンソニー・ラモス(「ツイスターズ」「トランスフォーマー ビースト覚醒」)、オールデン・エアエンライク(「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」「オッペンハイマー」)らが発表されている。特別映像では、主人公のリリがメタリックなスーツに身を包み軽快に飛び回る姿、トラックを軽々と吹き飛ばす様子が確認できる。
舞台はブラックパンサーの本拠地、そして彼のスーツやキャプテン・アメリカの盾にも使用されている金属・ヴィブラニウムの原産国として、たびたび登場するワカンダ王国。本作は、そんなワカンダの歴史を通じて、危険なヴィブラニウムの遺物を回収するために世界中を旅する任務を与えられてきた勇敢な戦士たちを描くアニメシリーズとなっている。
新世代のヒーローたちが、拡大し続けるゾンビの脅威と戦う物語を紡ぐアニメシリーズ。「ホワット・イフ…?」シーズン1の第5話「もしも…ゾンビが出たら?」にて、ゾンビウィルスに感染したアベンジャーズが登場しており、関連性に注目が集まる。特別映像には、ゾンビと化したキャプテン・アメリカの姿が映し出されている。
俳優を本職とするワンダーマンを主人公にした新たなドラマシリーズで、主演はヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(「アクアマン」「ウォッチメン」)。特別映像は、ワンダーマンがオーディションを受けている姿や、「アイアンマン3」で元舞台俳優の架空のテロリスト“マンダリン”として登場し、「シャン・チー テン・リングスの伝説」にも登場するトレヴァー(ベン・キングズレー)がワンダーマンと行動をともにする様子をとらえている。
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ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴いていく過程をつづったベストセラーノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」(新潮45編集部編)を映画化。取材のため東京拘置所でヤクザの死刑囚・須藤と面会した雑誌ジャーナリストの藤井は、須藤が死刑判決を受けた事件のほかに、3つの殺人に関与しており、そのすべてに「先生」と呼ばれる首謀者がいるという告白を受ける。須藤は「先生」がのうのうと生きていることが許せず、藤井に「先生」の存在を記事にして世に暴くよう依頼。藤井が調査を進めると、やがて恐るべき凶悪事件の真相が明らかになっていく。ジャーナリストとしての使命感と狂気の間で揺れ動く藤井役を山田孝之、死刑囚・須藤をピエール瀧が演じ、「先生」役でリリー・フランキーが初の悪役に挑む。故・若松孝二監督に師事した白石和彌がメガホンをとった。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。