「SMILE スマイル」監督&ロバート・パティンソン、ホラー映画「ポゼッション」をリメイク
2024年6月17日 22:30

ポーランドの鬼才アンジェイ・ズラウスキーの1981年のカルトホラー映画「ポゼッション」がリメイクされることがわかった。
米ハリウッド・レポーターによれば、長編デビュー作「SMILE スマイル」(2022)が大ヒットしたパーカー・フィン監督が、ロバート・パティンソンとリメイクの準備を進めてきたとのこと。新作はフィンが監督・脚本を務め、パティンソンと共同プロデュースする。パティンソンは、脚本の進行とスケジュール次第で出演する可能性もあるという。
ズラウスキー監督・脚本「ポゼッション」は、単身赴任を終えベルリン郊外の自宅に戻ったマルク(サム・ニール)が、妻アンナ(イザベル・アジャーニ)の様子がおかしいことに気づく。アンナの浮気を疑うマルクは探偵を雇い、出ていったアンナを尾行させたところ、探偵はアンナの住むアパートの浴室にうごめく生き物を目撃する、という衝撃的な不条理ホラーだ。アジャーニは同作でカンヌ国際映画祭主演女優賞、セザール賞最優秀女優賞を受賞した。
フィン監督とパティンソンによるリメイク版は現在、A24やNetflix、パラマウント、ソニー、ワーナーなどスタジオ・配信各社が争奪戦を繰り広げているという。
パラマウントのホラー映画「SMILE スマイル」(ソシー・ベーコン主演)は、フィン監督が自身の短編「ローラは眠れない」を長編映画化したもので、不気味な笑顔がつなぐ死の連鎖を描き、低予算ながら世界興収2億1700万ドルのスマッシュヒットを記録した。フィン監督、ナオミ・スコット(「アラジン」「チャーリーズ・エンジェル」)主演の続編「スマイル 2(原題)」が、10月18日に全米公開の予定だ。
パティンソンは、「パラサイト 半地下の家族」のポン・ジュノ監督による注目の新作SF「ミッキー17(原題)」に主演しており、2025年1月31日に全米公開の予定。
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