3月の金曜ロードショーはスタジオジブリの“魔女たち”の物語 「アーヤと魔女」「魔女の宅急便」2週連続放送
2024年2月16日 12:00
3月の日本テレビ系金曜ロードショー(毎週金曜午後9時)で、スタジオジブリの作品が2週連続で放送されることがわかった。3月16日に「ジブリパーク」に新エリア「魔女の谷」が開園することを記念し、3月15日に宮崎吾朗監督作品「アーヤと魔女」、3月22日に宮﨑駿監督作品「魔女の宅急便」と、魔女たちが活躍する作品が放送される。
赤ん坊の頃から「子どもの家」で育ったアーヤは、みんなを自分の思い通りにして快適に暮らしている。だがある日、派手な女と長身の男に引き取られる。「あたしの名前はベラ・ヤーガ。魔女だよ。あんたをうちに連れてきたのは、手伝いが欲しかったからだ」。そう名乗る女に、アーヤは自分がおばさんの助手になるかわりに、魔法を教えて欲しいと取引をする。しかしベラ・ヤーガはアーヤをこき使うばかり。長身の男マンドレークはいつも不機嫌そう。生まれて初めて“思い通りにならない”壁にぶつかったアーヤは反撃を始める。
スタジオジブリ初のフル3DCGによるアニメーション作品。ジブリといえば美味しそうな料理も注目ポイントだが、3DCGで“ジブリごはん”をつくるために、料理を実際に作り、撮影してデータ化し、3Dモデルを作成。その後ライティングなどで演出し、さらに手描きで加筆して美味しそうな料理に仕上げている。
ジブリパークの新エリア「魔女の谷」には、アーヤが引き取られることとなる、「魔女の家」が登場。魔女ベラ・ヤーガの作業部屋やアーヤの寝室などがある。
キキは、人間のおとうさんと魔女のおかあさんに愛されて育った天真爛漫な女の子。13歳になった魔女は、知らない街で一人暮らしをするのが一人前になるための掟。相棒の黒猫・ジジを連れ、1年間の修業の旅に出かける。海沿いの街コリコにたどり着いたキキは、その町で魔女の空を飛ぶ力を使って「お届け屋さん」をはじめることに……。
この作品に出てくる女性キャラクターには“各年代を代表する女性”が描かれ、成長したキキの姿が描かれているようにも見える。キキ(13歳)が成長するとウルスラ(18歳)になり、次におソノさん(26歳)、キキのお母さんであるコキリ(37歳)、最後はケーキを焼いてくれた老婦人へと年を重ねていくだ。
ジブリパークの「魔女の谷」には、キキが育った家「オキノ邸」が建てられ、キキの部屋や、母コキリが働く魔女の店がある。また、キキが住まわせてもらう「グーチョキパン屋」も登場。屋根裏部屋をのぞくことができるほか、実際にパンも買えるという。