11歳で構想!? ザック・スナイダーが新作「REBEL MOON」携え来日
2023年12月11日 17:00

Netflix配信の映画で、「300 スリーハンドレッド」のザック・スナイダーが監督を務める「REBEL MOON パート1 炎の子」の日本&アジア合同記者会見が12月11日、都内で開催された。スナイダー監督、主演のソフィア・ブテラ、共演のペ・ドゥナ、エド・スクライン、プロデューサーのデボラ・スナイダーが出席。特別ゲストとしてINIの池崎理人も来場し、特製の半纏(はんてん)をプレゼントした。
2024年4月配信の「パート2 傷跡を刻む者」との2部構成で製作された本作。巨大な帝国マザーワールドの侵略に立ち向かうべく立ち上がった戦士たちの戦いを描き出す。
約10年ぶりの来日となったスナイダー監督は、オリジナル脚本による、銀河を巡る壮大な物語について「アイデアの発端は1977年までさかのぼります。11歳の時『スター・ウォーズ(エピソード4/新たなる希望)』を観て、『僕にもこういう作品を作れるかもしれない』と思ったんです(笑)」とユーモアたっぷりに『スター・ウォーズ』の衝撃が本作のきっかけになったと明かす。

「ちょうど、美的センスや美意識の土台が作られる時期でもあり『スター・ウォーズ』に始まり、親に連れて行ってもらい13歳で見た黒澤明の『蜘蛛巣城』、それから『七人の侍』、ジョン・ブアマンの『エクスカリバー』、ジョン・ミリアスの『コナン・ザ・グレート』などを見て、最終的にはデビッド・リンチの『ブルーベルベット』に行き着きました。あとは母親が誤って購読を申し込んだ大人向けコミック誌『ヘビー・メタル』。こういったもので僕の土壌が築き上げられ、この作品が作り上げられたわけです」と40数年の長きにわたる“構想”を明かしてくれた。

監督の妻であり、プロデューサーとして支えてきたデボラは「前例がなく、全てが彼の頭の中にあり、それをどう映像化するかというのはチャレンジングでした」と述懐。主人公のコラを演じたブテラは完成した作品について「153日の撮影を通じてあの空間に没入し続け、魔法のような素晴らしい結果を見ることができて嬉しいです」と苦労をにじませつつ手応えを口にする。

ゲストとして来場したINIの池崎は、背中にカタカナで「レベルムーン」と書かれた半纏を登壇陣にプレゼント。作品について「想像の100倍くらいのスケールでした。仲間を探しに行くRPGの要素も感じたし、美しい背景でのアクションシーンもド迫力で感動しました。『2』が楽しみです!」と興奮気味に語っていた。
Netflix映画「REBEL MOON パート1 炎の子」は12月22日、「REBEL MOON パート2 傷跡を刻む者」は2024年4月19日より世界独占配信。
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