NY映画批評家賞で「君たちはどう生きるか」がアニメーション賞を受賞
2023年12月4日 11:00

2023年ニューヨーク映画批評家協会賞の受賞結果が11月30日(現地時間)に発表され、マーティン・スコセッシ監督の「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」が作品賞に輝いた。また、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」がアニメーション賞を受賞した。
米バラエティによれば。スコセッシ監督が同賞の最優秀作品賞を獲得したのは、「グッドフェローズ」(1990)、「アイリッシュマン」(2019)に続き3度目。これまでに3度の授賞を果たしたのは、ウィリアム・ワイラー監督とフレッド・ジンネマン監督だけだという。
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」は、作品賞の他、リリー・グラッドストーンが主演女優賞を獲得。当初、グラッドストーンは助演女優賞のカテゴリーでキャンペーンを展開するものと憶測されていたが、今後は主演女優賞を狙いにいくようだ。
アニメーション賞に宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が選出されたほか、ノンフィクション映画賞にはドキュメンタリー映画の巨匠フレデリック・ワイズマン監督の「メニュー・プレジール レ・トロワグロ(原題)」、インターナショナル映画賞にはカンヌ国際映画祭のパルムドール受賞作「Anatomie d'une chute」が選出された。
2023年ニューヨーク映画批評家協会賞の受賞結果は以下の通り。
「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
サミー・バーチ「May December」
「君たちはどう生きるか」
「メニュー・プレジール レ・トロワグロ(原題)」
「Anatomie d'une chute」
「Past Lives」
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