「ノートルダムの鐘」今夜放送 あらすじ&声優&7年後のカジモドを描く続編情報まとめ
2023年11月24日 21:00
「ノートルダムの鐘」が、本日11月24日の午後9時から日本テレビ系「金曜ロードショー」で本編ノーカット放送される。創立100周年を迎えたウォルト・ディズニー・カンパニーとタッグを組んだ視聴者リクエスト企画で選ばれた。
この記事では映画.com編集部が、あらすじ、英語版と日本語吹き替え版声優、7年後のカジモドを描く続編情報などをご紹介する。
※この記事は、「ノートルダムの鐘」シリーズのネタバレとなりうる箇所があります。未見の方は、十分ご注意ください。
本作は、フランスの文豪ビクトル・ユーゴーの名作小説をアニメ映画化したもの。「美女と野獣」のスタッフが再結集し、ノートルダム大聖堂の鐘楼に閉じ込められた青年カジモドと、美しい踊り子エスメラルダの物語を紡いだ。ディズニー音楽の巨匠アラン・メンケンが、第54回ゴールデングローブ賞(最優秀作曲賞)、第69回アカデミー賞(作曲賞 ミュージカル/コメディ)にノミネートされた。
物語の舞台は、中世のパリ。空高くそびえ立つノートルダム大聖堂の鐘楼に、カジモドという心優しい鐘つき男がひとりぼっちで暮らしていた。冷酷な判事フロローに育てられた彼は鐘楼の外へ出ることを許されず、いつも塔の上から街を眺めては、自由を夢見ていた。年に1度の「道化の祭り」の日、愉快な石像ガーゴイルたちに励まされ、カジモドはついに塔を抜け出す。彼はジプシーの娘エスメラルダと出会い、初めて友情を知り、そして自らの運命を変える冒険に巻き込まれていく。
エスメラルダ(セリフ:デミ・ムーア、歌:ハイジ・モーレンハウアー/保坂知寿)
フロロー(トニー・ジェイ/セリフ:日下武史、歌:村俊英)
フィーバス(ケビン・クライン/鈴木荘麻)
クロパン(ポール・キャンデル/光枝明彦)
製作:ドン・ハーン(「ライオン・キング」)
原案:タブ・マーフィ(「ターザン」)
脚本:タブ・マーフィ、アイリーン・メッキ(「メリダとおそろしの森」)、ボブ・ツディカー(「ターザン」)、ノニ・ホワイト(「ターザン」)、ジョナサン・ロバーツ(「ライオン・キング」)
音楽&作曲:アラン・メンケン(「リトル・マーメイド」「アラジン」)
作詞:スティーブン・シュワルツ(「魔法にかけられて2」)
美術:デイヴィッド・ゴーツ
編集:エレン・ケネシア
実は本作には、続編「ノートルダムの鐘II」(ディズニープラスで配信中)があることをご存知だろうか。舞台は、前作での出来事から7年後。カジモドは、変わらずガーゴイルたちとノートルダム大聖堂で暮らしていたが、街に出て自由を謳歌し、穏やかな日々を送っていた。そして、結ばれたエスメラルダとフィーバスの間には、ゼファーという息子も誕生していた。
愛のお祭り「ジュール・ダムール」の日が近付くなか、カジモドは、街にやってきたサーカス団の看板娘マデリンと出会う。実はマデリンは、サーカス団の団長サルーシュから、大聖堂にある美しい鐘「ラ・フィデル」を盗み出すため、カジモドから情報を聞き出すよう命令されていた。恋愛を半ば諦めていたカジモドと、秘密に心を痛めるマデリン。しかし、ともに時間を過ごすうちに、ふたりは少しずつ惹かれ始める。
前作のラストを経て、カジモドの幸せを願わずにいられない思いになった観客のため、彼の“その後”の物語が紡がれる。外見へのコンプレックスを持つカジモド。美しい外見ばかりが注目され、自分に自信がないマデリン。そしてナルシストで、美しさに大きな価値を見出しているサルーシュ。前作でも「誰がモンスターで、誰が心ある人間か」というメッセージを繰り返し伝えていたが、本作でも、本当の美しさとは何か、見る者に考えさせる内容となっている。マデリン、サルーシュ、ゼファーら、新キャラクターも魅力的なので、是非続編も合わせて楽しんでほしい。
PR
©2024 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
十一人の賊軍 NEW
【本音レビュー】嘘があふれる世界で、本作はただリアルを突きつける。偽物はいらない。本物を観ろ。
提供:東映
映画料金が500円になる“裏ワザ” NEW
【仰天】「2000円は高い」という、あなただけに伝授…期間限定の最強キャンペーンに急げ!
提供:KDDI
グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 NEW
【人生最高の映画は?】彼らは即答する、「グラディエーター」だと…最新作に「今年ベスト」究極の絶賛
提供:東和ピクチャーズ
ヴェノム ザ・ラストダンス NEW
【最高の最終章だった】まさかの涙腺大決壊…すべての感情がバグり、ラストは涙で視界がぼやける
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
“サイコパス”、最愛の娘とライブへ行く
ライブ会場に300人の警察!! 「シックス・センス」監督が贈る予測不能の極上スリラー!
提供:ワーナー・ブラザース映画
予告編だけでめちゃくちゃ面白そう
見たことも聞いたこともない物語! 私たちの「コレ観たかった」全部入り“新傑作”誕生か!?
提供:ワーナー・ブラザース映画
八犬伝
【90%の観客が「想像超えた面白さ」と回答】「ゴジラ-1.0」監督も心酔した“前代未聞”の渾身作
提供:キノフィルムズ
追加料金ナシで映画館を極上にする方法、こっそり教えます
【利用すると「こんなすごいの!?」と絶句】案件とか関係なしに、シンプルにめちゃ良いのでオススメ
提供:TOHOシネマズ
ジョーカー フォリ・ア・ドゥ
【ネタバレ解説・考察】“賛否両論の衝撃作”を100倍味わう徹底攻略ガイド あのシーンの意味は?
提供:ワーナー・ブラザース映画
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴いていく過程をつづったベストセラーノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」(新潮45編集部編)を映画化。取材のため東京拘置所でヤクザの死刑囚・須藤と面会した雑誌ジャーナリストの藤井は、須藤が死刑判決を受けた事件のほかに、3つの殺人に関与しており、そのすべてに「先生」と呼ばれる首謀者がいるという告白を受ける。須藤は「先生」がのうのうと生きていることが許せず、藤井に「先生」の存在を記事にして世に暴くよう依頼。藤井が調査を進めると、やがて恐るべき凶悪事件の真相が明らかになっていく。ジャーナリストとしての使命感と狂気の間で揺れ動く藤井役を山田孝之、死刑囚・須藤をピエール瀧が演じ、「先生」役でリリー・フランキーが初の悪役に挑む。故・若松孝二監督に師事した白石和彌がメガホンをとった。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
ハングルを作り出したことで知られる世宗大王と、彼に仕えた科学者チョン・ヨンシルの身分を超えた熱い絆を描いた韓国の歴史ロマン。「ベルリンファイル」のハン・ソッキュが世宗大王、「悪いやつら」のチェ・ミンシクがチャン・ヨンシルを演じ、2人にとっては「シュリ」以来20年ぶりの共演作となった。朝鮮王朝が明国の影響下にあった時代。第4代王・世宗は、奴婢の身分ながら科学者として才能にあふれたチャン・ヨンシルを武官に任命し、ヨンシルは、豊富な科学知識と高い技術力で水時計や天体観測機器を次々と発明し、庶民の生活に大いに貢献する。また、朝鮮の自立を成し遂げたい世宗は、朝鮮独自の文字であるハングルを作ろうと考えていた。2人は身分の差を超え、特別な絆を結んでいくが、朝鮮の独立を許さない明からの攻撃を恐れた臣下たちは、秘密裏に2人を引き離そうとする。監督は「四月の雪」「ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女」のホ・ジノ。