セックス・ピストルズの草創期を掘り下げるドキュメンタリー映画、製作決定
2023年10月2日 17:00

伝説的な英パンクバンド「セックス・ピストルズ」の草創期にまつわる真実を、オリジナルメンバーの視点から捉えるドキュメンタリー映画「I Was a Teenage Sex Pistol(原題)」が製作されることがわかった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
本作は、セックス・ピストルズの創設メンバーであり、同バンドによる最初にして唯一のオリジナルアルバム「勝手にしやがれ!!」に収録された12曲中、パンク・ムーブメントのアンセムとなった大ヒット曲「アナーキー・イン・ザ・U.K.」を含む10曲の作詞・作曲を手がけたベーシストのグレン・マトロックが1990年に発表した同名回顧録をもとに、バンドの誕生からマトロックが脱退した1977年までの短い期間に起きた様々な出来事を振り返るという内容のようだ。
70年代初頭、音楽業界に革命をもたらすと同時に保守的で偽善に満ちた当時の英国社会を真っ向から批判することで、パンク精神とは何たるかを世に知らしめるべく立ち上がったピストルズだが、その裏で一体どんなことが起こっていたのか。“内側”にいた人間だからこそ知り得る貴重な情報に加えて、独占インタビューに応じた同世代のロックバンドのメンバーらによる証言の数々でその真実を解き明かす。
セックス・ピストルズのギタリスト、スティーブ・ジョーンズが執筆した2016年の回顧録「Lonely Boy: Tales From A Sex Pistol(原題)」をもとにドラマ化する。
トビー・ウォレス(「ベイビーティース」)がジョーンズ役、ルイス・パートリッジ(「エノーラ・ホームズの事件簿」)がシド・ビシャス役を演じるほか、アンソン・ブーンがジョン・ライドン役、ジェイコブ・スレイターがポール・クック役、ファビアン・フランケルがグレン・マトロック役、ディラン・ルエリンがワリー・ナイチンゲール役、エマ・アップルトンがシドの恋人ナンシー・スパンゲン役、メイジー・ウィリアムズ(「ゲーム・オブ・スローンズ」)がパンクアイコンのジョーダン/パメラ・ルーク役、シドニー・チャンドラーが「プリテンダーズ」のクリッシー・ハインド役を演じる。
「N.W.A & EAZY-E:キングス・オブ・コンプトン」「ランディ・ローズ」などの音楽ドキュメンタリー映画で知られるアンドレ・レリス監督とニック・ミードが共同でメガホンをとり、マトロック、ミード、レリス監督と前述の2作品でタッグを組んだジェシカ・ベネットがプロデューサーを、スティーブン・ネメス(「ラスベガスをやっつけろ」)が製作総指揮を務める。
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