【9月25日はウィル・スミスの誕生日】ヒット連発! 変幻自在のエンターテイナーが“魅せる”作品6選
2023年9月25日 14:00
本日9月25日は、米俳優ウィル・スミスの55歳の誕生日です。1980年代後半にラッパーとして人気を博した後、マイケル・ベイ監督の「バッドボーイズ」(1995)で主演を務めると、一気に映画スターの階段を駆け上がり、ヒット作を連発。ウィリアムズ姉妹を世界チャンピオンに育てあげたテニス未経験の父親役を演じた「ドリームプラン」(2022)では、第94回アカデミー賞にて、自身3度目のノミネートで初となる主演男優賞を受賞しました。そんな変幻自在のエンターテイナーが“魅せる”作品を、ディズニープラス配信作品から6本ご紹介します。
ローランド・エメリッヒ監督が手がけたSFパニック超大作。地球侵略を企む異星人と、突如絶滅の危機に立たされた人類が、3日間に及ぶ決死の攻防を繰り広げる。スミスが演じたのは、空軍パイロットのヒラー大尉。月の辺りを周回する異星人の母艦にコンピューターウイルスを侵入させるという前代未聞のミッションに臨み、人類を救った。本作を皮切りに、スミスはさまざまな役どころで映画に出演し、幾度となく地球を救うことになる。
最新のハイテク機器を駆使した国家による市民の監視や、情報操作をテーマにした社会派サスペンスアクション。妻子と幸せな生活を送る弁護士ディーンはある日、本人も気付かないままに暗殺事件の証拠を手に入れたことから、その証拠を隠ぺいしたいNSA(国家安全保障局)に徹底マークされ、ついには犯罪者の濡れ衣を着せられる。スミスは陰謀に巻き込まれたディーンを演じ、家族も仕事も失った男の不安な心情を繊細に表現している。
「ロボット3原則」を提唱したアイザック・アシモフの「われはロボット」にインスパイアされて作られたアクションスリラー。舞台は、ロボットが人間の日常生活に欠かせない存在となった2035年のシカゴ。ある日、ロボット開発の権威である科学者が謎の死を遂げた。人間との共存を規定するロボット3原則が破られ、ロボットが人間に危害を加えたと疑うスプーナー刑事(スミス)は、人間に近い感情を持つロボットの“サニー”を容疑者として拘束する。近未来SFであると同時に、犯罪アクションとしても見応えがあり、スミスの身体能力も存分に発揮されている。
ディズニーアニメの名作を実写映画化し、日本でも興行収入120億円突破の大ヒットを記録。不思議なランプを手に入れた若者アラジンが、愛する身分違いの女性ジャスミンを守るため、大冒険を繰り広げる。スミスが演じたのは、3つの願いをかなえてくれる“ランプの魔人”ことジーニー。実写版のジーニーは100%CGで、スミスの臨機応変なアドリブを反映することで、自由度の高いキャラクターになった。
もちろん、人間の姿に変身したジーニーはスミス本人が演じ、ミュージカルシーンでは、ラッパーとしての本領を発揮した。92年に公開されたアニメーション版では、故ロビン・ウィリアムズさんがジーニーの声を担当しており、2019年の来日時にインタビューで、「誰もが愛するアイコンを壊してしまうんじゃないかと、不安や恐怖を覚えた。だからこそ、ロビンにオマージュを捧げつつ、新しいジーニー像を作り上げることを意識した」と語っている。
「アイス・エイジ」のブルースカイ・スタジオが手がけたスパイアクションアニメ。濡れ衣を着せられた一流スパイのランス・スターリングが、若き発明家ウォルター・ベケットが開発した“透明になる薬”を飲んでピンチを乗り切ろうとするが、手違いでハトの姿に変身する。スミスが長編アニメの声優を務めるのは、「シャーク・テイル」以来。“見た目はハト、中身はスパイ”の主人公を演じ、ウォルター役のトム・ホランドと声の共演を果たした。
スミスがナビゲーターとなって、地球の驚異と知られざる神秘を解き明かすドキュメンタリーシリーズ。静寂を切り裂き噴火するオーストラリアの活火山、知見をはるかに超えた環境が広がるナミビアの砂漠、アイスランドの断崖絶壁など、辺境の地を、ナショナルジオグラフィックのベテラン探検家たちとともに訪ねる。目の前に広がるのは、地球上で最もスリリングな光景の数々。ダーレン・アロノフスキー監督(「ザ・ホエール」)が製作を担当している。
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