マリオン・コティヤールが笑顔で「大っ嫌い」 アルノー・デプレシャン監督作「私の大嫌いな弟へ」予告&ポスター
2023年7月20日 18:00

マリオン・コティヤール(「アネット」)とメルビル・プポー(「それでも私は生きていく」)が共演した、フランスを代表する名匠アルノー・デプレシャンの最新作「私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター」の予告編と日本版ポスタービジュアルがお披露目。映像には、姉アリス(コティヤール)が笑顔で、弟ルイ(プポー)に「大っ嫌い」と言い放つさまが切り取られている。
パリの若者たちを描いた群像劇「そして僕は恋をする」以来、「キングス&クイーン」「クリスマス・ストーリー」などで日本の映画ファンを魅了し続けてきたデプレシャン監督。本作は、最高に美しくて、最高に仲の悪い姉と弟の物語だ。第75回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品された。


姉アリスは有名な舞台女優で、弟ルイは詩人。アリスは演出家の夫との間にひとり息子がいて、ルイは人里離れた山中で妻と暮らしている。何が理由だったかはもはや分からないが、ふたりはずっと憎みあい、顔も合わせていない。そんなふたりが、両親の事故で再会する。

予告編では、姉弟の再会のきっかけとなる両親の事故や、子どもの頃のエピソードなどが映し出される。ふたりの口から溢れ出す憎しみの言葉とともに、「憎しみの出口は、どこ? それでも幸せな結末はある」というナレーションが響き、家族というモチーフを独特で卓越した視点でとらえてきたデプレシャン監督の新境地も感じられる。

最後は、本作の名シーンであり、海外でも人気を集めた、スーパーマーケットで衝突するふたりを活写。ルイの「失礼ですが、姉さんでは?」という、コミカルな一言が印象的だ。また、アリスたちの末の弟を演じる、人気ミュージシャンで俳優のバンジャマン・シクスー(「アデル、ブルーは熱い色」)、ルイの妻役のゴルシフテ・ファラハニ(「パターソン」)、親友役のパトリック・ティムシット(「歓楽通り」)ら豪華キャストも登場している。
ポスターには、アリスがルイを見つめるカットに、「家族なのに? 家族だから!」とキャッチコピーが添えられている。
「私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター」は、9月15日から東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で順次公開。
(C)2022 Why Not Productions - Arte France Cinema
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