“絶対に死なない男”がナチスを討つ! 世界中のアクション映画ファンがシビれた「SISU シス」10月27日公開
2023年7月12日 08:00
世界中のアクション映画ファンの間で話題を呼んでいるフィンランド映画「SISU シス 不死身の男」が、10月27日から公開されることが決定。あわせて、ポスタービジュアルと予告編が披露された。
タイトルの“SISU(シス)”とは、フィンランドの言葉で正確には翻訳不能。すべての希望が失われたときに現れるという、不屈の精神を意味している。本作は、その“SISU”を武器に、伝説の兵士がナチス戦車隊をたったひとりで血祭りにあげてゆく痛快バイオレンスアクションだ。
フィンランドでは19週連続トップ10入りという特大ヒットをたたき出し、2022年10月の第55回シッチェス・カタロニア国際映画祭のファンタスティック・コンペティション部門では最優秀作品賞、男優賞、撮影賞、作曲賞を受賞。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で98%の高評価を獲得した。
1944年・第二次世界大戦末期、ソ連に侵攻され、ナチス・ドイツに国土を焼き尽くされたフィンランド。凍てつく荒野を旅する老兵アアタミ・コルピ(ヨルマ・トンミラ)は、愛犬ウッコを連れ、掘り当てた金塊を運ぶ途中でブルーノ・ヘルドルフ中尉(アクセル・ヘニー)率いるナチスの戦車隊に遭遇、金塊も命も狙われるハメに。アアタミが手にしているのは“ツルハシ1本”と“折れない心SISU”だけ。それでも戦場に落ちている武器と知恵をフル活用し、ナチス戦車隊相手に、機銃掃射を浴びても、地雷原に追い込まれても、縛り首にあっても、挙句の果てに戦闘機にツルハシ1本で食らいついても、絶対に死なない。多勢の敵を相手に、アアタミはいかにして戦い、そして生き抜くのか――。
世界では「『ランボー』『マッドマックス』『ダイ・ハード』をミックスした、アドレナリン全開の面白さ!」(DEXERTO)、「『シス』の異常な面白さを創り上げたのは一線級のスタッフたち。ハンサムな(決して美しくはない)映像、直感的なアクション、マカロニウエスタンの孤独なガンマンを彷彿とさせるモリコーネのような音楽」(VARIETY) 「『シス』は『RRR』に対するフィンランドの答え」(collider)という意見があがっており、海外で本作をいち早く見た日本人からはで「国内で公開して欲しい!」「笑ってしまうくらい不死身!」などの感想が届いている。
公開された予告映像は、戦火に包まれた街を見つめる男のシルエットからスタート。重低音が印象的な音楽、馬で荒野を進む男の姿は西部劇を思わせるが、現れたのはナチス戦車隊。老いた男だとなめてかかった野盗のようなドイツ兵に金も命も奪われそうになった次の瞬間、男のナイフが一閃、敵兵の頭蓋にブっ刺さる。機関銃を撃ちまくる敵には埋めてあった地雷をぶん投げ、一撃で爆殺!「彼を怒らせたら終わりよ」という語られるとおり、かつて精鋭部隊の軍人として名を馳せたその男は、顔色ひとつ変えずに次々と敵を血祭にあげていく。なお、予告のナレーターは「機動戦士ガンダム」のギレン・ザビ役をはじめ、「北斗の拳」のサウザー役などで知られる人気声優の銀河万丈が務めている。
「SISU シス 不死身の男」監督・脚本は、「レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース」「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」のヤルマリ・ヘランダー。10月27日からTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。
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