「季節のない街」「東リベ」天竺編、「BTS」ドキュメンタリー! ディズニープラス、アジア発強力ラインナップ一覧
2023年7月11日 15:00

ディズニーがグローバルで展開する定額制公式動画配信サービスのディズニープラスが、2023年後半から24年にかけて独占配信を予定している、APAC(アジア太平洋地域)のオリジナル作品のラインナップを発表した。
●「季節のない街」
宮藤官九郎が長年温めてきた企画で、山本周五郎氏の小説「季節のない街」を映像化。黒澤明監督によって「どですかでん」のタイトルで映画化され、1970年に公開されたことでも知られる不朽の名作だ。この傑作小説をベースに、12年前に起きた“ナニ”の災害を経て建てられた仮設住宅のある“街”へと舞台を置き換え、現代の物語として再構築。希望を失い、街にやってきた主人公の田中新助こと半助(池松壮亮)が、住人たちの姿に希望を見出し、人生を再生していく青春群像エンタテインメントを紡ぐ。8月9日から全10話が一挙配信される。
ディズニープラスが手がける日本発の完全オリジナル冒険ファンタジー。実写で描かれる“現実世界”と、アニメで描かれる“ドラゴンが住む異世界”を舞台に物語が繰り広げられる。生きづらさを抱えていた女子高生のナギ(中島セナ)が出会ったのは、ドラゴンライダーたちが活躍する異世界からやってきた、落ちこぼれのタイム(声・演:奥平大兼)。 言葉も通じない彼らが心を通い合わせ、やがてふたつの世界を襲う危機に立ち向かっていく。タイムが憧れるドラゴンライダー界の英雄・アクタ役を、新田真剣佑が務める。23年冬に配信予定。
元不良の花垣武道(タケミチ)は偶然身につけたタイムリープ能力を使い、中学時代の恋人が、犯罪集団「東京卍會」(東卍)に殺されるのを阻止しようとすることで、彼の周りの者たちの運命に影響を与えていく。“不良×タイムリープ”という設定の斬新さに加えて、キャラクターたちの熱い友情が人気を博し、和久井健氏による原作漫画のシリーズ累計発行部数は7000万部を突破。テレビアニメや実写映画も大ヒットしている。アニメの最新作“天竺編”では、佐野万次郎率いる東卍と、黒川イザナ率いる「天竺」の間で勃発した、東卍最大にして最後の抗争”関東事変”を描く。10月から配信。
日本を代表する漫画家・手塚治虫氏が、活動初期から晩年まで手がけたライフワークでもある作品「火の鳥」。全12編の壮大な物語のうち、いままで映像化されたことがなかった「望郷編」が、STUDIO4℃(「鉄コン筋クリート」「マインド・ゲーム」)によって、新たにアニメ化される。時は宇宙時代。自然が失われ続け、荒廃していく地球に絶望したロミと恋人のジョージは、ふたりだけの新たな生活を始めるため、惑星「エデン17」へと向かう。しかしそこは、水は枯れ、かつて移住した人々が生き延びることができず、滅んでしまった星だった。23年配信。
●「ムービング」

韓国の有名作家であるKang Fullの人気ウェブトゥーン漫画を実写ドラマ化。超能力を隠したまま現代を生きる子どもたちと、過去の秘密を隠し続ける親たちが、時代や世代を越えて、迫りくる悪と危険に立ち向かう超能力アクションヒーロー作品だ。主人公のボンソクを演じるのは、「わかっていても」のイ・ジョンハ。その母親で超人的な五感を持つイ・ミヒョンを、ハン・ヒョジュ(「トンイ」)が演じる。またチョ・インソン(「モガディシュ 脱出までの14日間」)が、ボンソクの父親で同じ飛行能力を持つ、特殊部隊のベテラン要員キム・ドゥシク役でドラマ復帰を果たした。8月9日から独占配信。

90年代の韓国を舞台にしたクライムアクションシリーズ。悪名高い国際麻薬組織の捜査が暗礁に乗り上げた時、ひとりの警察官が潜入捜査官となって、全てを賭け、地下犯罪の網を暴こうと奮闘する。日本や中国でも絶大な人気を誇るチ・チャンウク(「ハード・ヒット 発信制限」)、「イカゲーム」で一躍その名を世界に知られるようになったウィ・ハジュン、イム・セミ(「私の恋したテリウス A LOVE MISSION」)らが出演している。
原作は、韓国発のデジタルコミック「Never WEB」でも人気が高い、キム・ギュサム原作の「ビジランテ」。幼い頃に母親を殴り殺された主人公が、重罪を犯したにも関わらず、軽い判決で出所した犯人を恨み続けたことから、犯罪を繰り返している悪人をターゲットに復讐していく姿を描いたダークスリラーだ。復讐に燃えるダークヒーローを、人気俳優ナム・ジュヒョク(「復讐の記憶」)が演じる。

切ない片思いを描いた「サウンドトラック #1」に続くシリーズ第2弾。6年間連れ添った若い恋人、ヒョンソ(クム・セロク)とスホ(ノ・サンヒョン)は大学卒業後、疎遠になり別れてしまった。4年後に再会を果たすふたりは、再び愛を育むことができるのか? キム・ヒウォン監督が「サウンドトラック #1」から続投する。
21世紀を代表するKポップスター「BTS」の旅路を描く、ディズニープラスオリジナルの音楽ドキュメンタリーシリーズ。過去9年間に及ぶ膨大な数の楽曲と映像のなかから、第2章に向けて動き出したメンバーの日常、思い、そして計画に焦点を当て、彼らの胸の内を明らかにする。
23年上半期、ディズニーのAPAC(アジア太平洋地域)オリジナル作品は、韓国の国民的俳優チェ・ミンシク主演の韓国クライムアクション「カジノ」のシーズン2が、初回配信週でシーズン1に代わり、韓国のディズニープラスで最も視聴されたAPAC制作のオリジナルシリーズになるなど、視聴者から好意的なリアクションを獲得した。
また、韓国ドラマシリーズの「浪漫ドクター キム・サブ」は、APACの大半のマーケットで、初回配信月の視聴時間ランキングで1位を獲得。日本の実写サイコスリラー「ガンニバル」とアニメ「東京リベンジャーズ」は、日本での初回配信週に最も視聴された作品のトップ5にランクインしている。
今後も、5人組ボーイズグループ「TOMORROW X TOGETHER」のライブドキュメンタリー「TOMORROW X TOGETHER: OUR LOST SUMMER」、日本アニメ「SYNDUALITY Noir」、羽生結弦選手によるアイスショーなどがラインナップ。24年には、韓国の「ア・ショップ・オブ・キラーズ(原題)」「レッド・スワン(原題)」、日本の「House of the Owl(原題)」「村井の恋」などが、APACのストーリーコレクションに加わる予定だ。
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