マッツ・ミケルセン主演「ポーラー 狙われた暗殺者」続編、バネッサ・ハジェンズも続投
2023年5月26日 14:00
マッツ・ミケルセン主演のスパイアクション「ポーラー 狙われた暗殺者」の続編となる新作映画「The Black Kaiser(原題)」に、前作でヒロインを務めたバネッサ・ハジェンズ(「ハイスクール・ミュージカル」「バッドボーイズ フォー・ライフ」)が同役で続投することが明らかになった。米バラエティが独占で報じている。
米ダークホース・コミックス刊行のビクター・サントス作によるグラフィックノベル「Polar(原題)」を原作とする2019年のNetflix映画「ポーラー 狙われた暗殺者」は、殺し屋稼業からの引退を目前に片田舎で静かな生活を送る凄腕の殺し屋ダンカンが、雇い主から命を狙われ壮絶な戦いを繰り広げるさまをブラックユーモアたっぷりに描いたクライムアクション。ハジェンズは、ミケルセン扮する主人公と親交を深めていく孤独な隣人のカミーユ役を演じた。
続編「The Black Kaiser(原題)」は、タイトルである「ブラック・カイザー(=暗黒の皇帝)」のあだ名で恐れられる最強の殺し屋ダンカン(ミケルセン)が、人知れず暗躍する暗殺者集団をめぐる陰謀に巻き込まれたことから、再び死闘を繰り広げることになるというストーリー。前作に続きジェイソン・ロスウェルが脚本を執筆している。
当初、同作を手がけたヨナス・アカーランド監督(「ロード・オブ・カオス」「ホースメン」)が続投する予定だったが、詳細不明の事情から降板したため、デミ・ムーア&デビッド・ドゥカブニー共演によるロマコメ「幸せがおカネで買えるワケ」(2009)やラッセル・クロウがあおり運転の常習犯を演じたアクションスリラー「アオラレ」(20)で知られるデリック・ボルテ監督がメガホンをとる。
プロデューサーには、「バイオハザード」シリーズのジェレミー・ボルトとロバート・クルツァーのほか、ダークホース・エンターテイメントのマイク・リチャードソンとキース・ゴールドバーグ。また、主演のミケルセンも製作総指揮のひとりとして名を連ねている。