シュワルツェネッガー、「コナン・ザ・グレート」新作への出演を熱望
2023年5月19日 11:30
アーノルド・シュワルツェネッガーが、出世作である「コナン・ザ・グレート」シリーズの新作への出演を熱望していることを明らかにした。
「コナン・ザ・グレート」(82)といえば、R・E・ハワードのファンタジー小説を「風とライオン」「若き勇者たち」のジョン・ミリアス監督が映画化した作品で、メジャー映画としてはシュワルツェネッガーの初主演映画だ。続編「キング・オブ・デストロイヤー コナンPART2」(84)も製作されており、その後「ターミネーター」(84)が大ヒットしたことで、シュワルツェネッガーはハリウッドのアクションスターとして不動の地位を築いた。
Netflixの主演スパイドラマ「Fuber(原題)」世界配信を控えるシュワルツェネッガーはこのほど、米ハリウッド・レポーターのロングインタビューに答えている。そのなかで、10年ほど前から企画開発中にある「コナン・ザ・グレート」シリーズの最新作「The Legend of Conan(原題)」について言及している。
「(クリント・イーストウッド主演・監督作)『許されざる者』のように、役者と同じ年齢を演じることになると思う。ジョン・ミリアスが書いた素晴らしい脚本があるし、他の脚本家も書いているので、ストーリーはある。やりたがっている監督もいる」
それでも実現に至っていないのは、「コナン・ザ・バーバリアン」(11)を手がけたプロデューサー、フレドリク・マルンベリが権利を保有しているためだと、シュワルツェネッガーは明かす。
「彼が1作か2作、あるいはフランチャイズ全体の権利を売却するまではどうしようもない」
シュワルツェネッガーが「コナン・ザ・グレート」シリーズへの復帰を熱望している一方、映画業界の複雑なビジネス面が作品製作を阻む一例として興味深い。シュワルツェネッガーが再びバーバリアンの剣を手にする日が来るのか、実現するとしたらいついなるのか、今後の展開に期待が高まる。
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