風とライオン

解説

 1904年、仏領モロッコのタンジールで、アメリカ人女性イーデンとその子供たちがリフ族の首長ライズリーによって誘拐されるという事件が起こる。時のアメリカ大統領ルーズベルトは政治的思惑から母子救出のために大西洋艦隊のモロッコ派遣を決定。やがて戦闘が始まるが、その一方、苦しむ民衆を救うために誘拐を図ったライズリーとイーデンは次第に心を通わせていく。そしてライズリーとルーズベルトの間にも尊敬の念が……。陰謀渦巻く国で展開される壮大なスペクタクル・ロマン。

1975年製作/119分/アメリカ
原題:The Wind and the Lion

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映画レビュー

3.5威厳と風格に満ちあふれたショーンコネリー

2024年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1904年、タンジールでは賊が西洋人宅を襲い始めた。ショーンコネリー扮するリフ族の首長ムーレイアフメドムハンマドライズリが賊の頭領であった。

アラブの賊を演じてもさすがショーンコネリー、威厳と風格に満ちあふれてほれぼれするね。

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重

3.0テロには屈しない

2019年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

4.0何よりショーン・コネリーが良い。男のこの子の方がショーン・コネリー...

2019年6月1日
Androidアプリから投稿

何よりショーン・コネリーが良い。男のこの子の方がショーン・コネリーに父親を見るさりげない描写が良い。キャンディスも映画ではこの作品が代表作か。

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もーさん

4.5ショーンコネリーが格好良い

2018年8月13日
Androidアプリから投稿

美しい砂漠の映像、アラビアのロレンスにも負けない迫力あるアクションで十分に楽しめた

特にアメリカ海兵隊のサルタン宮殿への進軍と突撃シーンは素晴らしい
流石はミリアス監督らしいアクションシーンの連続

モロッコとアメリカの二つのパートで物語が進む
モロッコが当然のこと主、アメリカが従であり、ライズリとルーズベルトとの男の対比という構造
しかし必要以上にアメリカパートが多い

しかしミリアス監督が描こうとしたのは実はアメリカの行動スタイルだったのではないかと思う

舞台は1904年、日本海海戦の前年の頃のモロッコ
ライズリがやろうとしてることは、日本でいえば尊皇攘夷だ
主張していることは同じだ
モロッコで行われる軍事行動は、日本でいえぼ薩英戦争に相当するようなものだ
日本はその50年前にこの段階を経験していたわけだ
そしてルーズベルト大統領の誕生パーティーに祝辞を述べる日本人外交官を登場させる
このシーンがなぜ必要なのか
監督の意図はモロッコで進行している物語はモロッコだけの話ではなく、世界のどこでもいつでもアメリカの行動スタイルとして普遍的なことなのだということを述べたかったのだと思う
その意味合いの台詞をルーズベルトに喋らせてみせてもいる

夫人の最後の行動は現代で言えばストックホルム症候群でみもふたもない

しかしショーンコネリーの男性の魅力が圧倒的で夫人のその行動に説得力が十分でた
夫人の子供の男子に憧れの視線をさせるなどだめ押しまでかけている

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