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光石研、12年ぶりの映画単独主演作「逃げきれた夢」6月公開! 監督は「お嬢ちゃん」二ノ宮隆太郎

2023年3月9日 07:00

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光石の生まれ故郷であり、青春時代を過ごした地である“福岡県北九州市”でオールロケ
光石の生まれ故郷であり、青春時代を過ごした地である“福岡県北九州市”でオールロケ
(C)2022『逃げきれた夢』フィルムパートナーズ

光石研が主演を務め、二ノ宮隆太郎が監督を務める新作映画「逃げきれた夢」が、6月9日から公開されることが決定。吉本実憂坂井真紀工藤遥松重豊が共演し、人生のターニングポイントを迎えた中年男が新たな一歩を踏み出すまでの可笑しくも切ない物語を描き出す。

初の長編監督作「魅力の人間」をはじめ、「枝葉のこと」「お嬢ちゃん」が国内にとどまらず海外の映画祭でも高く評価を受けた二ノ宮監督。、俳優としてはNetflixドラマ「新聞記者」や「全裸監督」(シーズン1)、「ヤクザと家族 The Family」、といった話題作に出演するなど、マルチに活躍の場を広げている。本作は、2019年フィルメックス新人監督賞(審査員:瀬々敬久監督)のグランプリ受賞作となった脚本を、二ノ宮監督自ら映画化。ついに商業デビューを飾ることとなった。

二ノ宮隆太郎監督
二ノ宮隆太郎監督

光石は、映画デビューから45年、日本の映画・ドラマ界を支える重要な存在として活躍してきた名優だ。「逃げきれた夢」では、アテ書きの枠を超え、光石本人の人生を取材し、そのエッセンスを物語に注入。生まれ故郷であり、青春時代を過ごした地である“福岡県北九州市”オールロケで撮影を敢行している。なお、映画単独主演は「あぜ道のダンディ」以来12年ぶりとなった。

光石が演じるのは、主人公・末永周平。北九州の定時制高校で教頭を務めるが、あることをきっかけに人生をふと振り返ることで平穏な日々から一歩ずつ離れ、不安定に心が揺れ始めるという役どころ。吉本は、物語のカギを握る周平の元教え子・平賀南役。総勢800人のオーディションを見事突破し、役を掴んでいる。また主人公の妻・末永彰子役を坂井、娘・末永由真役を工藤、旧友・石田啓司役を光石本人とも気心の知れた松重が務めている。

逃げきれた夢」は、6月9日から新宿武蔵野館、シアター・イメージフォーラムほか全国公開。コメントは以下の通り。

光石研/末永周平役】

自分自身の故郷で、ほぼ等身大の自分自身を演じる。ここまでボーダレスな役は初めてだったので、不安と戸惑いを持って、やっていました。

ただ、二ノ宮監督を初めスタッフの皆さんが、僕ら世代が抱える諸々の憂いを、しっかりリサーチし、ビジョンを持って導いて頂いたので、信じてついて行きました。

可笑しくも哀しい老年期に差し掛かった男を、失笑してやってください。

吉本実憂/平賀南役】

脚本を読ませて頂いて、決して何か大きなハプニングがあるわけではなく誰しもが通るであろう日常の感情なのですが最後には涙が出ていました。

些細なことでも“今”が点で繋がりあって線になって1人の人生を作り上げているということを私はこの作品を通して学びました。

“今”という瞬間の大切さを感じられる作品なのではないかなと思います。

工藤遥/末永由真役】

二ノ宮監督の真っ直ぐな曇りのない目に「誤魔化せないな」と震え、光石さんの凄まじい包容力に身を委ね、貴重な時間を北九州市で過ごさせて頂きました。

台本を読んだ後、演じている時、完成した映画を見た後、置かれている状況によってここまで受け取り方が変わるのかと、落ち着かなかった記憶があります。沢山の方に届きますように。

坂井真紀/末永彰子役】

脚本を読ませていただいた時、行間から人生の吐息が聞こえてくるようだと感じました。その吐息は、光石さん演じる周平が背負う哀愁となって、その哀愁は、様々な形に映り、私たちが分かち合えるものであると思いました。分かち合えることは、そっと、私たちの背中を押してくれることと、思っています。北九州の空気を纏い佇む光石さん、最高です。

松重豊/石田啓司役】

小倉の撮影現場の控え室の隣にカフェがあり、空き時間にふたりで行ったらチーズケーキが非常に美味かったんです。

それを全女性スタッフに持ち帰って振る舞う光石さん。

その控え室の向かいが古着屋で、覗くと店主が光石研コーデを準備して待っていたんです。

さんざん試着して何も買わずに店をあとにする光石さん。

そんな光石さんのすべてが詰まった映画ですよ、きっと。

二ノ宮隆太郎監督】

映画の世界を志してから、好きな俳優という質問に、必ず光石研さんと答えていました。

ものすごく人間だから、光石研さんが好きだと答えていました。

この映画は、ある人間の今までの人生と、これからの人生の物語です。

観てくださった方の心に、ほんの少しでも、なにかを感じていただけましたら幸いです。

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