前作を凌ぐ恐怖と衝撃! 「エスター ファースト・キル」本予告&ポスター披露
2023年2月10日 11:00
カルト的人気を誇る「エスター」の前日譚を描いた「エスター ファースト・キル」の本予告と日本版ポスタービジュアルが披露された。
2009年に日本公開された前作「エスター」は、その巧妙かつ驚きのラストで話題となったホラー映画。裕福な一家、コールマン家が孤児院からエスターを養子に迎えるところから物語は始まる。聡明で画才もある彼女と養父母は、親子として幸せな関係を築いていくはずだった。しかし、彼女の真実が明かされ、予想できない恐怖の結末を迎える。
前日譚となる今作では、エスターがいかにして凶暴性を秘めたサイコパスへと覚醒したのか、衝撃的な過去が明らかとなる。2007年、アメリカで暮らすオルブライト家は、4年前に行方不明となった愛娘エスターの失踪事件に今なお心を痛めていた。そんなある日、エスターが保護されたという思いがけない知らせが届く。奇跡のような出来事を手放しで喜ぶ一家。驚くほど成長したエスターは、聡明で才能も豊かだったが、母親のトリシアは少しずつ娘が「どこか変だ」と気づく。
当時12歳でエスターを演じた現在25歳のイザベル・ファーマンが同役を再演。「ザ・ボーイ 残虐人形遊戯」のウィリアム・ブレント・ベルが監督、「パラサイト 禁断の島」のデビッド・コッゲシャルが脚本を担当した。ファーマンのほか、オルブライト家の母親役にジュリア・スタイルズ、父親役にロッシフ・サザーランド、息子役にマシュー・アーロン・フィンラン、事件に関わる刑事役としてのヒロ・カナガワが出演する。
このほど、「クレヨンしんちゃん」の野原しんのすけ役や「ホーム・アローン」シリーズのケビン役などで知られる人気声優の矢島晶子がエスター役を演じる日本語吹替え版の製作・公開も決定。矢島がナレーションを務めた本予告では、オルブライト家で起こる恐怖の物語が語られる。
映像は、母のトリシアが保護された娘のエスターをを迎え入れるところからスタート。喜ぶ一家だが、やがてトリシアはまるで別人のような娘に疑念を抱き始める。映像の前半では人形のように可憐なエスターの姿が映し出されるが、後半では不穏な場面が続き、衝撃的な展開を予感させる。映画の公式サイトでは、ナレーションが異なる「エスターかわいい♪」バージョンの動画も公開する。
「エスター ファースト・キル」は、3月31日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。