スピルバーグ監督、盟友ジョン・ウィリアムズのドキュメンタリーを製作
2023年1月27日 11:30
巨匠スティーブン・スピルバーグ監督が盟友の映画作曲家ジョン・ウィリアムズのドキュメンタリー番組を製作していることが明らかになったと、米ハリウッド・レポーターが報じている。
ウィリアムズといえば、「ジョーズ」「未知との遭遇」「インディ・ジョーンズ」「E.T.」「ジュラシック・パーク」「シンドラーのリスト」などスピルバーグ監督作の大半を手がける一方で、「スター・ウォーズ」や「ホーム・アローン」「ハリー・ポッター」など映画史に残る作品の作曲を手がけている。アカデミー賞5冠、ノミネート回数は実に52回で、現存する人物では最多、アカデミー賞史上ではウォルト・ディズニーに次いで2番目にノミネートが多い映画界の巨人だ。
スピルバーグ率いるアンブリン・テレビジョンは、イマジン・ドキュメンタリーズ、ネッドランド・メディアとジョン・ウィリアムズのドキュメンタリー作品に着手しており、「ロマン・ポランスキー 初めての告白」「伝説の映画監督 ハリウッドと第二次世界大戦」のロラン・ブーズロー監督がメガホンをとる。
現在90歳のウィリアムズは、スピルバーグ監督の最新作「フェイブルマンズ」の作曲を手がけたばかり。今夏公開のシリーズ第5弾「インディ・ジョーンズ 運命のダイヤル」(ジェームズ・マンゴールド監督)で引退すると宣言している。