【ネタバレあり】「魔法にかけられて2」ディズニー作品へのオマージュまとめ 知ればもっと作品が楽しめる!
2022年11月29日 15:00

アニメーションで描かれたおとぎの世界から、現実のニューヨークに迷い込んだプリンセスが新たな騒動を巻き起こすミュージカルコメディの続編「魔法にかけられて2」が、ディズニープラスで独占配信中です。前作「魔法にかけられて」で話題を集めたディズニー作品へのオマージュや “イースター・エッグ”も本作でさらにパワーアップ。というわけで、本記事では「知ればもっと作品が楽しめる」オマージュの数々について、まとめてみました。

前作で晴れて結ばれた主人公ジゼル(エイミー・アダムス)と離婚弁護士ロバート(パトリック・デンプシー)。あれから歳月が流れ、成長したロバートの娘モーガン(ガブリエラ・バルダッチノ)や生まれたばかりの赤ちゃんとともに、ニューヨーク郊外のモンロービルという町で新生活を始めるが、そこでは新たな困難が待ち受けていた……。

ジゼルたちの引っ越し先で庭を手入れする3人の庭師が、魔法の力で妖精に変身し、赤ちゃんの子守をすることに。これは「眠れる森の美女」からの引用。

同作からは、クライマックスの舞台となるパーティ会場がツタに覆われていたり、眠らされたモーガンの体にツタが巻きついたりと、おなじみのシーンが描かれています。

音楽をアラン・メンケンが担当しているためなのか、彼が過去に手がけたディズニー作品からも多くのインスピレーションを受けています。ジゼル一家の台所で、調理家電が歌うシーンは「美女と野獣」から。

また、モーガンが「Perfect」という楽曲を歌うシーンは、同じく「美女と野獣」の「朝の風景」を連想させます。

さらに「Perfect」の歌唱シーンでは、モーガンの背後で水がはねる瞬間も。これはやはり、メンケンが音楽を担当した「リトル・マーメイド」を思い出すファンもいるはず。

メンケンの代表作である「アラジン」からもオマージュが。ブロードウェイ版「アラジン」でジーニーを演じたジェームズ・モンロー・アイグルハートが、疲れた顔をしたビジネスマン、そしてパン屋として出演しています。

継母に変ぼうしてしまったジゼルによって、部屋に閉じ込められたモーガンが窓から脱出するシーンは、「塔の上のラプンツェル」。こちらもメンケンが音楽を担当していました。

ナンシー役で続投したイディナ・メンゼルが歌う「Love Power」という楽曲には、「Let It Grow, Let It Grow」というフレーズが登場。これはメンゼルが歌唱した「アナと雪の女王」の楽曲で、空前の大ヒットを記録した「Let It Go」(レット・イット・ゴー~ありのままで~)を意識していると受け取ることができます。
さらに一瞬登場する“アイテム系”を挙げると……。
「プリンセスと魔法のキス」

「ファンタジア」

「白雪姫」

「シンデレラ」


「シンデレラ」

「美女と野獣」
「白雪姫」
などなど! もちろん、これらが“すべて”ではないはずで、見れば見るほど新たな発見に遭遇すること間違いなし。楽しみ満載のオマージュや“イースター・エッグ”が随所に仕掛けられた「魔法にかけられて2」。気になったら、何度でも見返すことができるディズニープラスならではの楽しみ方ができる作品なのです。
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