Netflixドラマ「舞妓さんちのまかないさん」に城桧吏、福地桃子、リリー・フランキー、井浦新 ティーザー予告も公開
2022年11月7日 06:00
是枝裕和監督がNetflixと初タッグを組んだオリジナルシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」のティーザー予告(https://youtu.be/p5dr99_C0_Y)が披露された。追加キャストも発表され、城桧吏、福地桃子、リリー・フランキー、井浦新らが出演することがわかった。
原作は、第65回小学館漫画賞を受賞し、累計発行部数270万部を超える小山愛子氏の同名人気コミック。2021年には、NHKでアニメも放送された。Netflixシリーズは川村元気が企画に参加し、是枝監督が総合演出、監督、脚本を担当。各エピソード演出は、津野愛(「十年 Ten Years Japan」)、奥山大史(「僕はイエス様が嫌い」)、佐藤快磨(「泣く子はいねぇが」)が手掛け、全9話のドラマとして制作する。このほど、「海街diary」以来のタッグとなる菅野よう子が音楽を担当することも発表された。
物語の舞台となるのは、京都・祇園の花街。舞妓たちが共同生活を営む屋形の「まかないさん(=ごはんを作る仕事)」となる主人公キヨを森七菜が演じ、キヨの親友で「100年に一人の逸材」として期待される舞妓のすみれ役で出口夏希が出演。そのほか、蒔田彩珠、橋本愛、松岡茉優、常盤貴子、松坂慶子が顔を揃える。
新たに発表されたのは、キヨとすみれを取り巻くキャラクターを演じるバラエティ豊かな俳優陣。是枝監督がカンヌ国際映画祭でパルムドールを獲得した「万引き家族」で注目を浴びた城が、キヨとすみれの幼なじみで、青森の高校に進学して野球に打ち込む中渡健太役を演じるほか、福地が眼鏡がトレードマークの先輩舞妓・つる駒役、若柳琴子がつる駒と同期で歴史ヲタクの先輩舞妓・菊乃役、南琴奈がおっとりとして世間知らずな一面もある舞妓2年目の琴乃役で出演する。
さらにリリーが屋形のバーテンダー・蓮役、北村有起哉が舞妓の身の回りの世話をする男衆(おとこし)・石田武役、尾美としのりがつる駒ファンでカメラマンの清野流役、古舘寛治が呉服屋の七代目でバーの常連・古舘寛治朗役、戸田恵子が舞妓たちに舞を指導する“お師匠さん”の櫻井君江役で脇を固めるほか、青森に住むキヨのおばあちゃん役を白石加代子が演じる。是枝組常連の井浦は、常盤扮する屋形の女将さんの梓に長年思いを寄せている建築家の田辺雅弘役で出演する。
映像には舞妓たちが共同生活を営む屋形での日々の生活が切り取られ、“まかないさん”としてみんなのためにまかないごはんを作るキヨの生き生きとした姿や、舞妓として着付けや舞の練習に励むすみれの初々しい姿が映し出される。映像のラストには、キヨが作ったパンプディングが登場。キヨと舞妓たちの仲睦まじい様子にほっこりさせられるとともに、キヨの作る食欲をそそるまかないごはんに期待が高まる映像となっている。
「舞妓さんちのまかないさん」は、23年1月12日よりNetflixで全世界独占配信。