十年 Ten Years Japan

劇場公開日

  • 予告編を見る
十年 Ten Years Japan
十年 Ten Years Japan
8%
25%
56%
9%
2%
採点

採点する

採点するにはログインが必要です。

新規会員登録

Check-inCheck-in機能とは?

Check-in機能を使うにはログインが必要です。

新規会員登録

0/120文字

(連携設定はこちら

解説

香港で大ヒットしたオムニバス映画「十年」の日本版として、10年後の日本を題材に、5人の若手監督がメガホンを取ったオムニバス作品。エグゼクティブプロデューサーを「万引き家族」でパルムドールを受賞した是枝裕和監督が務める。「愚行録」の石川慶監督が、政府の徴兵制の告知キャンペーンを担当する青年と老デザイナーを描いた「美しい国」のほか、国家戦略IT特区となった田舎町の小学校を舞台にした「いたずら同盟」(木下雄介監督)、亡くなった母がネット上に遺したデータに一喜一憂する女子高生を描く「DATA」(津野愛監督)、75歳以上の高齢者に安楽死を奨励する新制度を描いた「PLAN75」(早川千絵監督)、大気汚染によって地下への移住を強いられて地上の世界を夢見る少女を描く「その空気は見えない」(藤村明世監督)の5作品から構成。国際共同製作プロジェクトとして、タイ版、台湾版も製作。

2018年製作/99分/G/日本
配給:フリーストーン

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

Amazonプライムビデオで関連作を見る

Amazonプライムビデオ

30日間無料トライアル 月額500円で映画見放題

Powered by Amazon

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17
  • 画像18

(C)2018 “Ten Years Japan” Film Partners

映画レビュー

3.0日本の10年後の重苦しい空気感

2018年11月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

香港映画に端を発するアジア各国による10年後を考えるプロジェクトの日本版だが、良くも悪くも今の日本らしさが出ている作品になった。

それぞれの物語が掲げたテーマはどれも今日的だが、そこに明るい展望はない。若い監督は多く参加しているのだが、日本の未来に対して悲観的な展望ばかりなのは気になる。そして問題解決に向けたパワーも感じない。それよりもそれぞれの諸問題に対しての無力感やどうすればよいのかという戸惑いが強く出ている。

個人的には超高齢化社会が日本の最優先課題だと思っているので、早川千絵監督の「PLAN75」が最も重い課題を投げていると思う。全体のために一部を切り捨てねばならない時、いかなる倫理観でそれを実行するのか、経済規模も縮小し続ける日本においては、高齢化以外の問題でもこうした取捨選択を次々と迫られることだろう。そんな時、我々はどうすればいいのか。民主主義はそれを解決できるのか、そこまで描ける題材だと思う。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 2 件)
杉本穂高

2.5タイトルなし

2020年6月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

香港版の凄さは近未来の恐怖のリアリティにあったが日本版はといえば放射脳に徴兵制。地球温暖化や隣国の昨今の横暴を思えば間近に迫る深刻でリアルな恐怖はもっと他にありそうなものだが逆にメディアによる洗脳の恐怖をこの映画自体が身をもって体現しているのかも。(苦笑

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 1 件)
kaoruudagawa

3.0今の日本の課題を具現化した作品

ちゆうさん
2020年4月18日
Androidアプリから投稿

・命と経済(お金)の問題
・感情と機械の問題
・自由と管理の問題
・自然と科学の問題
・戦争と平和の問題

どれも実に暗い。
亡くなった大林宣彦監督が戦後75年ではなく、今は戦前かもしれないと言ってたのを思い出しました。

実に暗く、怖い時代にいるのだと、感じるに余りある映画です。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 0 件)
ちゆう

3.5やばい10年後

kossyさん
2020年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

1.「PLAN75」 早川千絵監督
 75歳以上の高齢者に安楽死を奨励する国の制度。どことなく『ソイレント・グリーン』(1973)のような世界観。主人公と、妻の徘徊する母親の物語。暗いイメージの中にも命の尊厳を描こうとしていたが、もっと続きが見たくなる内容。

 ちなみにソイレント・グリーンは2022年の設定であり、今のコロナ禍による経済ダメージや社会不安をも予測したような世界観だ。75歳になるのが怖くなるのですが、自分としては「75で認知症になっていたら安楽死させてくれ」とメッセージを残しておきたいな・・・

2.「いたずら同盟」 木下雄介監督
 AIにより道徳教育が行われているIT特区の小学校。國村隼が世話している老馬の殺処分が決まったとき、生徒たちは・・・という物語。馬の件よりも、顔認証システムやら、逸脱した行動には額に取り付けられた器具によってメッセージと大音響の音楽が流れる仕組み。小学生のうちから管理されすぎるとどうなるのか?もう、大人になるまでロボットになってしまいそうな怖さがある。

3.「DATA」 津野愛監督
 母の生前のデータが入った「デジタル遺産カード」を手に入れ、杉咲花が亡き母の思い出の写真や、ひょっとしたら浮気して、自分の出生の秘密も知りたくなった。スマホを使っているためか、それほど未来感がないし、結局は父親の愛情を確かめるだけのストーリーだった。面白くない。

4.「その空気は見えない」 藤村明世監督
 原発による大気汚染から逃れるために地下世界に住むミズキたちの物語。ちょっとお姉さんのカエデから地上の話を聞き、太陽とは?雨とは?と好奇心旺盛になっていく。

 未来は地下生活!なんてのは結構あるSF作品をコンパクトにまとめていた。最初はダンゴ虫とかの虫が中心となっているため気持ち悪いが、知らない地上のことに興味を持つ初々しさが心地よい。ウォークマンのイヤホンを鼻に入れるシーンが好き♪

5.「美しい国」 石川慶監督
 広告代理店の太賀が地下にポスターを貼っている金髪の若者職人に色々指示をしている。星座を模したような柄に「11月から徴兵制が始まります」と書かれたポスター。しかし上司は古臭いからボツだとデザイナーに伝えるよう太賀に指示。木野花演ずるデザイナーのもとへと渋々うかがうのだが・・・

 反戦メッセージが強く伝わってくる作品。美しいポスターであっても、戦争になれば国民は大勢死んでいく。「落とさないでね、バトン」という言葉が印象的。最後はちょっと泣ける。

コメントする (コメント数 0 件)
共感した! (共感した人 4 件)
kossy
すべての映画レビューを見る(全17件)
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

「十年 Ten Years International Project」シリーズ関連作品